予告通り、ロードスター100周年記念車のメイキングです。
まず塗装を落とし改造を施したのがこちらです
前回指摘した、気になるパーティングラインは
ペーパー掛けして落としてあります。
あと追加したのがバンパーのマツダエンブレムです。
印刷での再現だったので塗装を落とすと
無くなってしまうのが難点。
かと言って無いと寂しいし、
自作デカールは銀は無理だし、汎用デカールは高いし…。
って事で手ごろなサイズの造形を探したところ
STDのFDの後期型のエンブレムが
程良いサイスのモールドだったので
型取りし複製した物を張り付けてあります。
ただし薄く削るのが難しく
まだ若干厚かったですね…。
目玉のリア造形。
Cピラーのあった跡の切り欠きを
エポパテで埋めています。（黄土色っぽい所）
RFとはトランク辺りのモールドが違うので
要らないモールドは瞬間接着剤で埋め
スジボリをして新たなモールドを追加しています。
あとセンターのストップライトの位置が
RFとノーマルのロードスターでは微妙に違うので
削り落として、新たにプラバンで作成したものを
実車同様、トランクのラインに下げて配置しています。
そんな感じに手を加えたものに
白サフを吹いたのがこちらです。
パーティングラインを消したところや
改造部の造形の状態を
この段階で確認して問題があれば修正です。
問題のリアのCピラーの跡がキレイに無くなり
パテで埋めた部分も自然に一体化しましたね。
スジボリのモールドも問題なさそうです。
これでホワイトパールの本塗装へ入れます。
もう一つの改造ポイントである内装ですが
ベース車でリアルに再現されていますが
RFはクーペなのでCピラーがある為
シートの後ろで造形が終わっています。
シートバックバーベゼル（ヘッドレスト後ろのガード）
とその間の板をプラバンで作成しています（白いパーツ）
シートバックバーベゼルは新STDとは違い
穴を開口しており、シートの後面
見えるのがポイントです。
幌はプラバンとエポパテで造形。
ボディ側に一体化せずに取り外せる様にしたのは
後にクローズドの幌を作れる様にする為の
布石だったりします。
いつか作れるといいな～。
正面から見るとこんな感じ。
塗装を剥がすとダッシュボード・
シフト・サイドブレーキなど細かく
造形されているのが判りますね。
ここはトミーテックのこだわりを感じます。
シートは写真の様に最初はあずき色に塗っており
赤味が強かったんですが
実車の写真を見た感じもっと暗い色だったので
内装のカラーネームのダークチェリー通り
色味をダークな方向に調色し直しています。
同じ仕様に揃ったので
新STDと並べてみました。
新STDの造形も出来は良かったので
違った魅力があります。
zeroはフラットエンジンを積んでるので
内装の再現は流石です。
新STDはホイールベースが通常サイズなのが面白いです。
３台並べるとこんな感じ。
トリコロールカラーとなりました。
※おまけ
ベースがクローズドルーフなので
サイドのドア部分のガラスを残して
ドアウインドウを上げた状態を再現してみました。
この状態で走る人もいますよね。
ドアウインドウのおかげで
内装が見えづらくなっています(;^_^A
実は切断時に注意していたにもかかわらず
赤丸で囲んだ部分にヒビが入ってしまいました（涙）
なのでここで作業を断念し
完成品はオープンルーフのものから
フロントガラスを借りてきております。
ウインドウを借りてるオープンルーフの
【セラミック】と並べてみました。
同じホワイト系パールカラーですが
セラミックはちょっとシルバーっぽい感じで
面白いカラーです。
こっちのカラーの方が青より
造形の違いが判り易いかな？
ドアウインドウはこのアングルが
一番判り易かったですね。
長々と書いてしまいましたが
これでレビュー終了です。
お付き合い下さり、ありがとうございました。
余談ですがチョロQzeroのロードスターの
カラバリでグレーが発売されましたけど
なんであんなチョイスだったんでしょうね？
企画段階で100周年記念仕様車が
無かったからそれは無理だとしても
ロードスター30周年記念仕様車の
ソリッドなオレンジで出さなかったのかが謎です。