台風7号の影響がまだ残る中、明日から全国的に天気が続きそうですね。

それとあわせて特に日本海側は台風に吹き込む南風の影響でフェーン現象が起こって猛烈な暑さになっているのだとか。

それ以外の地域も含め、これから1週間は真夏日が続くようです。

 

さて8月も半ばですが、7月まで堅調に推移してきた株価も一段落といった印象ですね。

*今年1月から昨日までの推移です。

*8月に入ってからの推移です。

8月に入り落ち着いてきたといいつつも、まだまだ高値であることには変わりなさそうです。

アメリカでは消費者物価指数がやや落ち着いてきたことで消費がとりあえず堅調そうにみえますが、一時的な消費の可能性が高そうです(アマゾンプライムイベントやバックトゥスクール需要?)。

アメリカの消費者物価も前年比3.2%上昇ということで低い推移になってきました。

一方、ユーロ圏はインフレがまだ高止まりで苦労している様子。

特にイギリスはやっと収まってきたといっても7月は6.8%上昇。

イギリスの中央銀行が14回連続利上げしていてもその効果は限定的なようですね。

 

その一方、中国は急に不況ムードが漂いだしています。

前回のブログでも触れましたが不動産バブルが危険!・・・というだけでなく、幅広い分野でマイナス要素が噴出しています。

7月の消費者物価は前年比0.3%マイナスでした。

そして昨日、中国政府は政策金利(LPR)を引き下げる可能性が高まっています(MLFを2.5%に引き下げたことから)。

更に若年層の雇用問題・・・。これは長期的にみて深刻かもしれません。

 

今週発表されてきた世界中の各種経済統計はどれもネガティブなものばかり。

ここにきて世界的な景気減速が実態経済に出だしたのかもしれません。

その影響で今月から株価が下がった・・・とみる見方もありますが、やはりもとより高値すぎた株価だったのだと思います。

もう少し下落するぐらいでもよいと思っています。

6月あたりから急に株価が上昇したようなので日経平均なら30,000円ほど、ナスダックなら13,000ドルほどが適正な気がします。

ドル円なら今の時期なら135円ほどがちょうどよいように思いますが、皆さんはどう思いますか。
いろいろ悩ましい時期ですよね♪