今日は少し涼しい一日でしたね。

昨年は11月まで30度を超える気温の日が多かったので今年はやや過ごしやすい?といったところでしょうか。

 

ということで気候はちょうどよい感じなのですが、マーケットは相変わらず不安定な感じです。

先週末はついに久しぶりの148円/ドルを突破。

一時149円を試す展開でした。

アメリカの消費者物価が依然高いままであることと、雇用統計がそれなりの結果だったことなどからドルが買われた結果としてドル高が一段進んだということなのでしょうね。

ただ毎度毎度コメントするのですが、あまりに投機的な展開にあまり一喜一憂しないほうがよいのでは?・・・と相変わらず思うのです。

前々回のブログでもコメントしましたがここで政府が為替介入したとしても、この時期は投機筋の的にされるだけで長期的にメリットは得られないように感じます。

よって今回、政府は今のところ静観しているようですが、何等か動くとしたら一応150円/ドルというところでしょうか。

ただ先日バイデン大統領はしばらくドル高を容認する、とのコメントをしてはいますがこれ以上のドル高はさすがに物価上昇で苦労しているアメリカ経済に悪影響を及ぼすと思います。

短期的にはアメリカ・中間選挙が終わり、年末商戦に流れが変わると株は買戻しが進んでいくと思います。

GDPの70%を支えるアメリカの個人消費も年末にピークを迎えます。

よって12月には今よりも高い株価になっている可能性は高いのです。

がしかし来年以降は大きく減った貯蓄残高と増えに増えたクレジット残高により消費がやや減少し、アメリカ経済もやや下降気味になると思われます。

そうなるとドル高も限界となり、インバウンド効果期待の日本円が再度見直されてくるのかもしれません。

 

ここのところ似たようなコメントが多くなってしまいましたがこの展開が変わってくることを期待したいです。

とくかくゲーム的なマーケット展開から実態経済を反映した本来の相場にそろそろ戻ってほしいな・・・と思う今日この頃です。

最後に先週のいつもの為替や株価予想ですが・・・・

先週末のドル円予想は145円でしたが結局148円を突破しましたね!

日経平均はおよそ27000円ちょうどあたりでしたから大体予想通りかもしれませんね。

まったく予想のつかない為替動向に振り回されているのかもしれません。