先月19日、名古屋市の有力6大学が大阪市内高校関係者向けイベントを開くと発表しましたね。今日がその開催日でした。
少子化が進み大学運営も昨今は大変な様子。
愛知県全体を眺めてみても私が大学生だった頃と比較するとかなり状況が変わってきています。
私が大学生だったころ、子供の数がピークとなるような時期でかつ大学進学希望者が増加した時期でした。
よって名古屋の中心部にキャンバスをもっていた大学は規模の拡張に限界があるため郊外に拠点を移転していました。
愛知大学・愛知学院大学・日本福祉大学・淑徳大学・・・・などが郊外に新キャンバスを建設していきました。
その後、少子化が進み、また生活スタイルなどの変更から郊外のキャンバスを敬遠する動きが増え、現在再度都心回帰の流れが強まっています。
~主な都心回帰した大学~
・日本福祉大学・・・名古屋キャンパス(2004年)
・名古屋学院大学・・・熱田キャンパス(2007年)
・愛知大学・・・笹島キャンパス(2012年)
・愛知学院大学・・・名城キャンパス(2014年)
・名古屋商科大学・・・名古屋キャンバス(2015年)
・名城大学・・・ナゴヤドーム前キャンパス(2016年) 等々・・・
そして今回、さらなる少子化に向けさらには名古屋地区の教育レベル向上と人材確保に大学が連携しようとの動きが出てきたのです。
それが「名古屋六大学」・・・となる訳です。
「東京六大学」 といえば野球関係者ならご存知の 「大学野球」 の一つのリーグ。
そこからいろいろなスポーツや教育分野など幅広く使われることとなりました。
その流れを名古屋でも興そうというのですね。
さらに最近、ノーベル賞受賞者の在籍大学として名古屋大学や名城大学が脚光を浴びています。
またテレビでもおなじみの教授を抱えている中部大学なども名前が広がりつつあります。
中京大学といえばスポーツに関していえばもともと全国区ではありましたが。
とにかく今まで名古屋地区の大学は東海地区出身者以外、全国的に “ほぼ無名” といっても良い状況だったのではないでしょうか。
そんな状況では今後の少子化や海外留学生の確保において他地域にどんどん引き離されてしまいます。
私からすれば、「やっと重い腰をあげたのか?」 と言いたいところですが、今回のノーベル賞受賞の吉野先生のことも踏まえて名古屋ブランドが話題となっている現在、あらゆる大学・企業にはこの流れに便乗してもらいたいものです。
以前もブログにて解説したことがありますが、この地域は日本を治めた偉人を多く輩出した地域なのです。
「講演会に参加♪」 2017年1月29日
https://ameblo.jp/wyfp1024/entry-12243066383.html
つまり尾張名古屋は昔は日本にとって重要な地域だった・・・ということになります。
しかし現在、豊田自動車のおかげて全国区とはなっていますがただそれだけの地域となっています。
これを機会に 『名古屋を本当の意味で全国区へ!!』 ・・・と密かな野望をもっております。
今回は 「名古屋びいき」 ブログでしたが、たまにはご容赦くださいませ。
相変らず勝手なブログですいません。