今年は年初めからいろいろな出来事がありました。

のんびりする予定の年末年始も何となく駆け抜けてしまったような気分です。

よって今年は急いでいろんな事をやっていかないといけない1年のような感じがしています。

 

さて今年の初詣は名古屋市緑区にある『氷上姉子神社』に行ってきました。

*初詣で人が多かったので写真はちょっとお借りしております☆

この神社、知る人ぞ知る有名な神社なのです。

それは天皇さえも実物は観たことがないという『三種の神器』の一つを当初保管していた神社(正しくはこの場所に保管していた)であるといわれているからなのです。

この「三種の神器」とは日本神話の中で出てくる天照大神より授かったとされる鏡・玉・剣の事。

正確な名称は、八咫鏡八尺瓊勾玉・草薙の剣です。

これらも一時、三種の神器といわれていましたね♪

これはさておき・・・・

そのうちの1つ、草薙の剣は現在熱田神宮にご神体として奉斎されているのですが当初はこの神社のある場所にあったようなのです。

この草薙の剣、日本書紀や古事記などの歴史書物の中でスサノオ(神話に出てくる神)がヤマタノオロチ(これまた伝説の生き物)を退治した時にその尾から出てきた剣とされており、当初は伊勢神宮にあったようです。

それを託されたのが伝説の英雄、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)なのだそう。

このヤマトタケルミコトが遠征で旅立つ時にその妻、宮簀媛(ミヤズヒメ)に剣をあずけそのまま帰る事無く伊勢国能褒野で亡くなってしまったためにこの地(氷上姉子神社のある場所)に剣がしばらく留め置かれたといいます。

そして月日が流れ宮簀媛も年老いたために熱田の地に社を建て、この剣を祭ったのです。

その社が現在の熱田神宮といわれています。

その後宮簀媛も亡くなり、彼女を祭るかの如くその住んでいた地にお社が建てられました。

それが今回の『氷上姉子神社』なのです。

ですからこの神社の名前である「氷上姉子」とは、ヤマトタケルノミコトの妻、宮簀媛であるといわれているのです。

 

歴史の話は以上としまして、この神社に訪れるのであれば出来れば周辺にある四社もめぐってもらいたいですね

元宮・神明社・玉根社・朝芋社の四社です。

氷上姉子神社の周辺にあるのですがそれぞれが自然豊かな場所にひっそりと佇んでいます。

あまり人が入ってくるような場所でないところにあるので訪れてみると独特の穏やかな空気に包まれると思います。

身近なところにこんな場所があるのだな・・・と感じるでしょう。

“灯台下暗し”・・・とはこういう事をいうのですね♪

 

昨年から引き続き、年始から『私達日本の歴史を辿る旅』をスタートしました!

今年も仕事やプライベートで日本のあちこちに行くと思いますのでその行った土地の歴史を学びつつ、私達日本はどうやって生まれてきたのかを探っていきたいと思います。

このテーマも今年、何度かブログに掲載していきますので期待しておいてください(*^-^*)