https://s.rbbtoday.com/article/2024/05/19/220125.html


留学生といっても、高校側が招いた生徒です。
生徒自らが費用を負担して海外にいって学ぶ。それを制限する。というのではありません。
陸上の場合、ケニアから留学生が来ますが、留学生は、日本の◯◯高校のことを知ってから、留学してきてますか?
日本で学びたい!、駅伝は二の次という気持ちから留学してきてますか?
コーディネーターがいて、駅伝第一で日本に来てませんか?

高校サッカーの留学生>
留学生の枠があります。
ただし、FIFAの規則に則って、留学生として日本の高校サッカー選手登録が認められる選手の人数になります。
そもそも、高校サッカーにおける“留学生”は、どのように定められているのかご存じなのでしょうか?
高校駅伝の“留学生”とは、全く同じルール等によるのではないのです。
高校サッカーの“留学生”は、FIFAの規則に基づくものなのです。

FIFAの規則は厳格です。
条件の一つに、選手の両親が、サッカー関連事業以外の仕事を日本でしていること。
というのがあります。
子どもが日本に留学するから後付けで、両親が日本で労働することになる。というのではダメのようです。それだけでなくほかにも条件があります。

これは、「18歳未満の子どもの国際移籍禁止。」というFIFAのルールによるもだそうです。
FIFAのルールに準じたら、そもそも、現在の高校駅伝の留学生は日本に来れません。
3キロしか走れないどころではないのです。
FIFAには日本サッカー協会が、日本の高校事情を何度も交渉の場で説明した上で、そうなっています。

労働者奴隷という歴史、サッカー界で、有望な若手選手を早くから資金力のあるトップクラブが金銭で招聘する争いを禁止しています。

高校留学生の条件>
高校サッカーでは留学生は、人数制限があるも許されている。というのは、高校駅伝での留学生の条件よりもはるかに厳しいものなのです。

そこまでのことを比較しての議論をすべきだと思います。

高校陸上>
留学生は、12月開催の高校駅伝だけでなく、ほかの大会にも出場しています。
インターハイ(高校総体)女子3000mですと、留学生が上位を独占します。
男子では5000m 。留学生が上位を独占します。

去年の高校女子駅伝大会でのこと。
最終区間、優勝した高校の選手は、パリオリンピックケニア代表候補選手でした。
日本の大学・実業団でも上位記録の選手でした。
最終区間は5キロですが、1分20秒差を逆転しての優勝でした。

「どんなに努力してもかなわない。シラケたでしょう。」

高校陸上部員減少>
高校野球が部員減少していると、よく取り上げられてますが、高校陸上でも同じような状況です。
高校陸上、とくに長距離選手ですけど、減ってます。陸上を高校でも続ける中学生が少ないそうです。バスケットボール、卓球などや、中学ではなかった競技にいく生徒も少なくないそうです。

努力してできれば成果がでる可能性があることと、ないことでは、どちらの方がやってみたくなりますか?
高校から初めてやってみることが多くあります。
それらは可能性とか夢があるからではありませんか?
魅力のあるものにすること。


コーディネーターを使ってまで、外国から留学生を招くことに疑問を感じます。そこまでするのか?と

ごくごく一部だったのが、今のように広がってしまった高校駅伝“留学生”。そんな留学生の皆さんの大半が、高校卒業後の進路がどうなっているかなんて知らないでしょうね。

留学生を受け入れるにあたっては、(特に女子留学生)卒業後の進路まで面倒みるなり、考えた方がいいでしょうね。

特待生としてコーディネーターに留学生を頼む。というのは、少なくともおかしいかと。

日本に来たい!勉強したい!走りたい!

ということからでしょ。高校名を知らない学校に留学にくるなんておかしいです。