https://news.yahoo.co.jp/articles/56d6a952849555f2f51392afef6d1362ff20f44b


東京15区、島根、長崎の衆院3補選、いずれも事前の予想通りの当選結果でしたね。

◇東京15区
小池都知事が推した乙武氏。自民党・公明党からの推薦がもらえずという戦いに。
小池都知事は、それまでの市長選で自民党推薦候補者を支援してきましたが、東京15区では自民党からの推薦がもらえなかったということに。

もらえていても、どうだっただろうか?というところでもありますが。自民党は乙武氏を推薦できないだろうと思ってましたがそのとおりに。

なぜか?

東京15区は、江東区全域が選挙区となっていますが、その江東区は、2023年に2度も江東区長選挙が行われた地でした。
1度目、2023年4月の任期満了による選挙。自民党から推薦された候補者は、後に公選挙法違反となる木村氏に負けます。
ここで乙武氏は、自民党推薦候補者でなくて木村氏を応援していました。
1年前のこととはいえ、江東区長選挙で自民党候補のライバルを支持していた乙武氏を今回の補選で自民党が推薦、自民党支持派が乙武氏を支援できるでしょうか???

乙武氏は、かつて自民党が国政選挙に擁立しようとしたが、妻以外の女性との不適切な関係が明らかになって見送られた経緯があり、公明党も強く反発した。「社会復帰の場をお願いしたい。」(乙武氏)とお願いしていたが、今までの活動、支援行動がブレブレです。社会復帰の場を求めるのならば、先ずはシッカリとしていただきたい。

>須藤氏が2位に
須藤氏は、今回の選挙で支持派を固められることができたでしょう。予想では、2位は日本維新の会からの金澤氏か乙武氏が2位くらいまでになるかも?
でしたが、結果は須藤氏が2位に支持率を伸ばしたことになりますね。
「比例からではなく地元支持から」次の衆議院選挙が注目されます。

◇島根1区補選
島根県選挙管理委員会によりますと、今回の衆議院島根1区の補欠選挙の投票率は54.62%で、前回、3年前の選挙を6.61ポイント下回りました。 これは衆議院の小選挙区制の導入以降、最も低くなりました。
投票率の低さ、これにつきるのでは?
保守大国島根。
細田派と竹下派で、島根県全域から支持されてきたお土地柄。小選挙区制導入から一度も負けたことがない。

そこで、負けました。それも大差で。数か月前は10ポイント差で亀井氏リードでした。
投票結果では得票の6割が亀井氏でした。
早々に当確でましたからね。

岸田首相が、2度島根県入りして支持を求めましたが、求めれば求めるほどに風当たりが強いことをテレビなどでさらす一方になりました。その報道は、東京15区、長崎3区の補選において無党派らに大きく影響を与えたと思います。

◇長崎3区
維新の会と立憲、どうなのか?が注目された選挙区でした。
結果、『維新の会』は、まだ全国区にあらず。
とのことに。

マスコミでは、今回の補選の前から、維新の会については、あまり良い評はありませんでした。

昨年から、大阪維新の会で、ハラスメント問題が起きていました。
大阪・関西万博の準備が、上手くいってません。

このメッセージは、無党派層の維新へのイメージを悪くさせたと思いますね。
野党第一党目指すならば、相応の姿勢であることが望まれるでしょう。私は「たたきつぶす。」からは、品も格も感じられませんでした。

自民党だけでなく、日本維新の会も、立て直す必要があるのではないかと。

そんな3