相手にとって都合が良いこと=自分にとって都合が良いこと。
いろいろ経験して、今はそのように思っています。
人間、楽をしたい。
少しでも楽になる道筋があれば、その道筋に沿って歩きたい。
そう思うのが当然。
と、思う。
自分にとって都合が良いようにしたい。
そのために相手に自分に合わせてもらいたい。
そこで相手の要望を変えてもらう。
自分の都合の良いようになる。
そうなれば自分は楽になる。
でも、なかなかそうならないことが多い。
たとえば、休日返上で仕事をすることになる。
前日に予定を立ててみると1日仕事ではなく、午前中で終わりそうだ。
これなら午後は休みになりそうだ。
そう思って少し喜ぶ。
そこへ取引先から電話がある。
明日の午後に商談したい。
午後は休みになれると思っていたのに。
ダメになるのか。
自分は明日の午後は休みにしたい。
心の中で声がする。
そこで、相手にできれば明日の午前中に会うように変更できないかと頼む。
すると相手が午前中でもよいと変更してくれる。
良かったと心の声がする。
当日になって、仕事をしていると急に電話がかかってくる。
突然ですけど、今日の午後どうしても商談したいので都合をつけてください。
変えることはできないので、午後も仕事をすることになる。
こんなことになるなら、前日の商談も午後にすればよかった。
相手も午後の方がよかっただろうに。
無理に午前にしてもらう必要はなかった。
相手に対して悪かったという思いが起こる。
こんな経験を何回か繰り返す。
すると結論が出る。
自分の都合に合わせても、結局は自分が楽をしたい。
という理由の場合は自分の都合の良いようにはならない。
そんな結論により、自分の都合は考えず、相手の都合を優先すること。
これがいちばんだ。
ということが分かった。
いつも相手のことを優先する。
このことがいちばん良いということになる。
流れに逆らって自分の気持ちをぶつけても、結局は流れに呑み込まれて流されるだけ。
それなら始めから流れに乗っていくほうが良い。
自分にとって都合の良いことのために無理を押し通してはならない。
常に相手の都合を優先する気持ちを持たなければならない。
相手にとって都合が良いこと=自分にとって都合が良いこと。
このように今は思っている。
2024/01/25
