言葉を魔法の言葉とか言霊とか呼んでいろいろ書物が出ている。
言葉にどれほどの力があるのかは分からない。
ただ言葉によって印象が変わる実感はある。
文章に表してみると同じものでも口から出される語調によって大きく印象が変わる。
怒っていたり甘えていたり、話し言葉と書き言葉で変わってくる。
私たちは話す、言葉にするということを注意する必要がある。
言葉は相手に影響を与えるものだということも再認識する必要がある。
そして、そんな言葉を使えることにも感謝しなければならない。
お店で買い物をする。
レジで「いつもありがとうございます。」
と言われる。
ただ、「ありがとうございます。」ではなくて、「いつも」がついている。
いつもこの店で買い物をしているわけではないのだが、いつもと言われて悪い気はしない。
ちょっと、うれしい感じもする。
このように言葉はちょっとしたことで受け取り方が変わる。
言葉にはそんな効果があることを忘れてはならない。
それは、逆の場合もあるということだ。
何気なく発した言葉が相手には大きなダメージを与えることがある。
そういうこともある。
そのことは頭に置いていた方がよい。