言葉その3「分からない」「できない」 | 小川村塾ブログ

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生徒一人ひとりに合わせて「分かりやすい」を心がけて講習を行っています。

「分からない。」「できない。」

と問題を見ただけで言う生徒がいる。

 

気持ちは分かる。

問題を読んでも分からない。

という気持ちになるのも分かる。

 

でも、言葉にしてしまうと、その気持ちが確定されてしまう。

より確実になってしまう。

だから言葉に出してはいけない。

 

精神論から言うとそのようになる。

 

でも学習法としては間違っている。

精神論でいろいろ言っても、できないものはできない。

 

この時の学習法としては、

「分からない。」「できない。」をいかに言わせないか。

 

「分かる。」「できる。」をいかに言わせるかになる。

そのためにはこんなことぐらいはできるだろうという位のレベルに下げて問題を出す。

 

それによって始めは「分からない。」「できない。」

と言っていた生徒もよく読んでみると簡単な問題なので仕方なくでもやるようになる。

 

すると、「分かる。」「できる。」が繰り返される。

この繰り返しを徐々にレベルアップさせて行う。

 

「分からない」「できない」を言わせない。

これがポイントだ。

 

「分かる。」「できる。」

今度は言葉に出した方が良い。

 

言葉にすると確定するなら、確実になるなら、

今度は言葉に出したい。