疑問を持つ その2 | 小川村塾ブログ

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生徒一人ひとりに合わせて「分かりやすい」を心がけて講習を行っています。

今の時代調べようと思えばすぐ調べることができる時代である。

スマホでちょっと検索なんて、みんなやっていることだ。

 

「どうしてだろう」と思う気持ちは大切である。

子供が「どうしてだろう」と思った時、子供のその気持ちを大切にしようと思って、「それじゃ一緒に調べてみましょう」とか、「その疑問を解いてみよう」とか言う。

 

その「どうしてだろう」という気持ちの答えを出そうとする。

往々にしてそのようにしがちだ。

 

子供も喜んで一緒に調べてみようとするならよい。

しかし、そうではない場合もある。

そこまでしたくない。

と思うこともあるだろう。

 

そんな気持ちにはお構いなしに一緒に調べようとする。

自分で調べてみなさい、と言う。

 

それは子供の「どうしてだろう」と思う気持ちを段々失くして行ってしまう可能性がある。

大切なことは「どうしてだろう」と思うことだ。

それが重要である。

答えは二の次だ。

そのように思っている方がよい。

 

「どうしてだろう」がいっぱい集まると、いつかその「どうしてだろう」が体の中から出てくる。

どれか一つの答えが見つかることがある。

 

そんな時、見つかった時に他の物についても答えを出そうと思うかもしれない。

そんなつもりで子供の「どうしてだろう」を見守る必要がある。

 

「どうしてだろう」を体中いっぱいにする。

そして、いつかそれが出てくることを待つほうがよい。