映画 「関ケ原」を観るために原作を読みました。
今回は原作を 読んでおいた方がより映画が楽しめるのではないかと思ったからです。
司馬遼太郎の歴史小説はいつも書かれていることが本当にあったのだろうと思ってしまう。
まるでタイムマシンでその時代に行って、空の上から出来事を見ていたのではないかと思ってしまう。
人間の心情も同様に心の中を覗ける顕微鏡の様なもので見たかのように書かれている。
びっくりだ。
小説「関ケ原」は文庫本で上中下1500ページ以上あり、これを2時間半くらいの映画にするわけだ。
脚本がよほどしっかりしていないと、取りとめのない映画になってしまう恐れがある。
原作は1500ページのうち最後の200ページが関ケ原の戦いになっている。
そこを中心に上手く映像化してもらいたいと願う。
個人的には原作を読むと大谷吉継の最後は感動的なので、上手く演出して映画でも盛り上げてもらいたい。
テレビの CM で愛がとか言っているので映画がちょっと変な恋愛ものになってしまっていないか心配している。
初芽の 描き方がどうなるのかがポイントとなる。
変な方向に行っていなければいいのだけれど。
とにかく期待して映画を観に行こうと思っている。