ネズミの実験 | 小川村塾ブログ

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 今年は例年より熊が町に出てきて、騒動になっていますが、ネズミも多いという話を聞きました。
 ネズミが好きという人は、あまりいないと思います。

 昔、「ウイラード」というネズミが大量に出てくる映画を見たことがあります。
 その映画を見た後は、ネズミは恐いという気持ちが強くなり、小さなネズミを見ても震えあがるようになってしまいました。

 ネズミというと、もうひとつ、テレビで見た実験を思い出します。
 蟻の巣を見ることができる透明のケースがありますが、そのネズミ用みたいな透明のケースにネズミのひとつがいを入れて飼います。
 しばらくすると、ネズミが子どもを産んで、どんどんネズミが増えていきます。
 透明のケースからは、ネズミの行動がよく見えるようになっています。
 子どもが子どもを産んで、ケースの中にはネズミが飽和状態になってしまいます。

 すると、どのような行動をネズミはとるのでしょうか。
 だいたい想像できますが、まず喧嘩が増えて、殺し合うようになります。
 メスは産んだ子どもを食べてしまいます。
 レズ、ホモなどの同性愛が増えてきます。
 
 つまり、ある程度以上は、もう飽和状態になってしまう数になると、それ以上、数が増えないような行動を自然と、とるようになります。

 地球上にいる人間にも同様なことが言えるようです。
 戦争をしたり、子どもを虐待したり、殺したり、同性愛者が増えたり、というように、地球上でもネズミの実験と同様なことが起こっているようです。