だんだんと受験モードになってきました。
がんばって受験勉強している生徒には、やはり志望校に合格して喜んでもらいたいと思っています。
受験だけでなくても、いろいろなことの優劣をつけるのに点数を使います。
その点数で合格、不合格が決定される場合、ボーダーライン付近はほんの少しの点数の差が合否をわけることになります。
たとえば、英検などでは1点足りなくて落ちてしまいました。
なんてことは、よく聞く話です。
逆にぎりぎりで、合格した、なんてこともあります。
この違いはどうして起こるのでしょうか。
今までコツコツと合格のためにがんばってきた結果が出ただけです。
ということも言えるかもしれないけれど、そうとも言えません。
ただ、運だけで合格したと思われる者もいます。
ただ、言えることは、1点の違いは大きいということです。
しかも、位が上がるような数字の1点の差はより大きく感じるようです。
199点と200点は大きい差があるように感じるけれども、193点と194点ではそんなに違いは感じない。
同じ1点差でも違った感じがします。
数字も位を上げるのにはエネルギーがいるので、位が上がったばかりの数と、そのひとつ前の数とでは違いが同じ1点でも、1点の持つ重みが違うのかもしれません。
それが、同じ1点差でも違った感じを持たせているのでしょう。