小学生、中学生の勉強の仕方で気がついたことの1つを今回も挙げてみます。
今回は小学生で、勉強が苦手な子によく見られることです。
問題集の問題をひとつ解き終わると、そのたびに鉛筆を手から離して机の上に置きます。
その後、少し間をおいてから、また次の問題を解く、というようなことをくり返します。
つまり、問題を1問解いて1回小休止を入れるわけです。
このような、勉強の仕方が無意識のうちに行われています。
問題を解いている時は、常に問題を解く意識を持って、持続させなければなりません。
それなのに、細切れに小休止がされてしまっています。
脳が「さあ、勉強しよう」と、思って勉強状態に入ったのに、すぐ脳に「休め」という命令がされるわけです。
そして、また「勉強しろよ」と、命令がされ、勉強しようと始めると、また「休め」と命令がされることになります。
これでは、効率のよい勉強がされません。
ですから、せめて勉強する時は、ずっと鉛筆を手に持っているくらいはしなければなりません。
脳が活発にスムーズに働くようにしなければなりません。
そのためには、休み休みよりも、一気に駆け抜けるようにしなければなりません。