「面倒くさい」を言わない | 小川村塾ブログ

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生徒一人ひとりに合わせて「分かりやすい」を心がけて講習を行っています。

 数学の計算をよく間違えてしまう生徒に、「計算の順序を縦書きでノートにしっかりと書く癖をつけると、計算のミスがなくなる」と言うと、そんなことするのは「面倒だ」と言って、言われたことをしようとしない。
 そして、また間違える。「間違えて、もう一度計算をし直す方が面倒だろう」と言っても、「面倒だ」をくり返すだけで、ノートに計算順序をしっかり書いて計算をしようとしない。
 こんな生徒がいます。残念ながら、このような生徒は、計算ミスはなくなりません。

 「面倒くさい」を口癖にしてしまうと、積極的に行動するパターンから遠ざかってしまいます。
 物事に対して行動することを否定する言葉のひとつが「面倒くさい」です。何かに対して行動しないことを肯定する言葉が「面倒くさい」です。

 前向きに行動しようと思っている人は、この言葉を使ってはいけません。「面倒くさいから」「面倒だから」の後につく言葉は「やらない」になります。
 やりたくない。だから、やらない。このことを、肯定しようとして、「面倒くさい」という言葉が出てきます。