5月4日(土)に東京・丸の内の三菱一号館美術館で開催されている奇跡のクラーク・コレクションに行った。
東京・丸の内に行くのだから、ついでに3月中旬にオープンされたKITTE(キッテ)も見ていこうと寄ってみた。
2階へ上がるエスカレターに長蛇の列で最後尾はここですとプラカードを持ってスタッフが立っている状態。
混雑状態に驚き。
自分と同じようにちょっと見てみようと思っている人が多く集まったということだ。
そういえば、東京駅周辺も混んでいた。
とりあえず、KITTE1階の千疋屋で昼食をとることにする。
当然のごとく、40分間位は店の外で待つ状態になる。
美術館は午前中は1時間待ちということだったけれど、午後は30分待ちの状態になっていた。
KITTEの混みようから美術館も同様に混んでいるだろうと予想していたので、30分待ちは予想外で、よかった。
今回のクラーク・コレクションはルノワールとフランス絵画の傑作とサブタイトルにあるように印象派絵画が中心の絵画展。
全73作品で、そのうち59作品が日本初めて、ということだ。
ルノワール22作品を筆頭にコロー、ミレー、マネ、ピサロ、モネ等のあまり日本では見られていない作品が展示されている。
このクラーク展を観るにあたって今まで漠然と印象派についてしていたものがはっきりとした。
印象派と言うのはモネが描いた作品「印象・日の出」に由来する名称のことで、同時代の画家たちが描く風景、人物画に対して印象派というようになったということ。
だからゴッホなどは印象派ではないこと。
美術が好きな人なら当然知っていることなのかもしれないけれど、一般的には知らないと思う。
自分は知らなかった。
ひとつ勉強になった。
