携帯などの契約で成立すると商品券が贈呈されるというようなことがある。
一種のキャシュバックということになる。
以前行われたテレビ等のエコポイントもそのひとつと言える。
何か購入した時に現金の値引きはできないけれど、商品券などを贈呈しますので、お客様にとっては値引きされたのと同等になります。
ですから、今購入すると得ですよ。
ということで使われる方法だ。
このようなことで、商品券、JCB等のギフト券などをもらうのだけれど、それらの券が使用できる店は限られている。
そこで、今日こそあの店で使おう、というように意を決して、財布の中にそれらの券を入れて使う気満々で店に行く。
すると、普段だったら買わないようなものまでも、券を使うために買ってしまったりする。
そんな時は、商品券よりも現金がやっぱり一番いいな。
なんて思ったりする。
そんなふうに思っていたところに、本当のキャッシュバックがあって、現金書留で現金が送られてきた。
封筒の中にはお札が入っている。
取り出して、ありがたく思ってすぐに財布に入れた。
でも、財布に入れたとたんに、他のお札と同化してしまってキャッシュバックされたものですよ。
というオーラがなくなってしまう。
あんなに現金の方がやっぱりいいな。
キャシュバックと言うくらいだから。
なんて思っていたのに、ありがたみはすぐに薄らいでいってしまうようだ。
逆に、なかなか使えない商品券の方がいつまでも頭の中に残ってしまう。
矛盾した気持ちが心の中にあることに気がついた。