人はなぜ怒るのか?
自分の大切な価値観が傷つけられた時や
自分にとって気に食わないことが起きた時、
または自分の大切な人が傷つけられた時。
怒る理由はそれぞれだと思う。
ただ、怒っているときはどれも自分にとって
大切な何かを守りたいとき、防衛反応に入っている時だ。
それが人(自分、他人を含む)であれ物であれ価値観であれ、
大切なことが損害を受けているからそれを必死で守ろうとする。
それが怒りというエネルギーとなって現れる。
怒りはある意味ポジティブに働くエネルギーで
とても強力なものだ。
しかし、注意点がある。
怒れば頭に血がのぼり、周りが見えなくなる。
怒ることによってでてくるエネルギーはとても攻撃的で
周りからみたら不快に感じることがほとんどだ。
ということは、できるなら怒りというエネルギーは
使いたくないし、使わないで済むならそれに越したことはない。
損害をうけているということ、そこに対して防衛反応をとるということは
それが足りない、もしくは足りなくなると考えているからだ。
例えばあなたが大切にしている高級時計があったとしよう。
どこにでも売っているような安物の時計を壊されたとしても
怒ることはないかもしれないが、この高級時計を壊された時には
イラっとくる。人によってはあふれるほどの怒りを感じるだろう。
どうしてだろうか?
これはこの高級時計が自分にとって手に入れがたいものだからだ。
安物の時計ならいつでも買い替えればいいし、どこででも手に入る。
ただ、この高級時計は希少価値があるし、そもそも大金を積まなければ
手に入らない。簡単に手が届くものではない。
つまり、壊れてしまったらもう手に入れることが金銭的な理由であれ
希少性であれ難しいかもしれない。
この不足感が怒りをもたらす。
つまり、それを取り払うことができたなら
人はもっと怒らなくて済む。
何が起きても自分は大丈夫。
馬鹿にされようが自己肯定感は下がらない。
物が壊れようがなくなろうが、また何かで代用すればいい。
人はいずれ死ぬし、物はいつかは壊れる。
極論のように聞こえるが、
そういうったマインドを少しでももてたなら
人生はもっと楽になるのはないだろうか。
人は思ったよりも些細なことでイラっとくるし、
一度イラっときたら、しばらくそれに振り回されている。
この時間はとても不毛であり、体にとっても良くない。
だったらより負の感情に左右されずに
自分の人生をよりよい時間で満たしたい。
その積み重ねがいつか大きな花を咲かせるための
大切な時間だから。
怒ってしまった時は考えてみよう。
今自分はなぜ怒ったのか?
傷つけられた人・価値観・物はなんだったのか?
なぜそれが自分にとって大切だったのか?
それがなかったとしても自分は大丈夫と信じられるか?
怒りは自分の大切なものを気づかせてくれる
いいきっかけになる。
これをうまく使って自分をより知り、
よりよい人生を創っていきましょう。