蘇州の日本人学校のスクールバスで、下校時に起こった刺傷事件について、上海領事館からメールが届きました。
海外生活をしていて、最も怖いのが、このような事件に巻き込まれることです。
政情不安や経済的不況など、滞在国の不安定な時期、とくに気を付けねばなりませんが、何をどう気を付けたら良いかもわからないですから困ります。
こういうことは、香港時代には教科書裁判の影響で反日感情が起こり、領事館から「不要不急の外出を控える」お達しが届いたり、ソウル時代には、首脳会談の時に慰安婦問題などが持ち上がるような不穏な空気があると、大使館からの「不要不急の外出を控える」お願いが届いたものです。
とくに、キムイルソン死去か?という噂の段階で南北間が緊張状態になった時には、帯同家族の一時帰国もありました。
今回、怪我をされた方には、お見舞い申し上げます。
日本人学校とわかった上で狙われたのかどうかなど、事件解明していただきたいものです。
そんな事件を知る前の日、夫が23時少し過ぎた頃にシャワーを浴びにバスルームに消えた数分後、
ピンポーンピンポーン
と、ドアチャイムが鳴りました。
こんな夜遅くに、、、なに?
夫は裸だろうから、出てもらうわけにもいかず、
覗き穴から、ソーッと覗いて見ると、黒いキャップを目深に被り、黒いマスクをした黒っぽい着衣の男性が立っています。
いかにも、いかにもな感じで、怖い
ウチの安いボロアパートは、ドアチェーンがあるのに使用不可の状態です。
少し迷ったものの、もしかしたら、ウチのポチり夫が、また私に相談もなく何か頼んだのかもしれないと思い、それにまあ、一応ゲートには24時間ウォッチマン常駐だし、こんな婆さんを襲うはずもないか、と、少しだけ、細めにドアを開けると、
手に持った袋を差し出してきます。
やっぱりワイマイ頼んだのか
お兄ちゃんは、ドヤ顔で部屋番号を言い、袋を差し出します。
「えっ違うじゃーん。それ、対面よ」
あ〜ドキドキした
部屋番号間違いが頻繁にあり、誤配達が多いこのアパートって、どうなの?
玄関ドアに、しっかりと部屋番号が付いてます。
なんで確認しないかな〜
とくに、こんな遅い時間に間違えるなんて
婆の寿命縮まりました。
ひたすら恐縮しながら立ち去ったお兄さんでしたが、やはり今後、ポチり夫には申告して頂き、身に覚えがないならドアを開けるのはNGだな、と婆は反省いたしました。
ポチッたことをしばしば忘れる夫なので、そこも問題だよなぁ。。。