久しぶりに、大学時代の友人とLINE通話をした昨日の午後。
彼女は50代の頃から「ウォーキング」「フィットネス」「体操教室」と、毎日を体力増強に努めてきた人。
かたや、歩くのイヤ、家篭り好きの私。
70になった今、同級生とはいえ、そこには大きな隔たりができております。
昨日も、地域のシニア体操に参加してきた彼女は、声も溌剌としていました。
彼女と最後に会ったのは、昨年12月の一時帰国の時でした。姿勢がシャキッとしていて、若い頃となんら変わらぬ体型維持に眩しいくらいでした。髪の毛も昔から多いし。
「ピアリン、全然変わってなかったわよ」
「いやいや、あれからますます家篭りで、背中丸く、お腹ぽっこりよ」
そんな彼女と、ライフスタイルの話題になった時、長い結婚生活が持続する条件として、衛生観念と食の一致が大事なポイントかもね、などと話すうち、
「バスタオルを毎日洗濯する」という私に、彼女は、絶句
「持続可能な社会を実現するには、洗濯で洗剤だらけの排水を流すことは社会問題なのよ。日本人は洗濯をたくさんして、洗剤垂れ流しているとして、世界から批判されているのよ。」
と、お説教されました。
「えっ
SDGSか
でも、みんな、毎日、洗わないの?バスタオル、パジャマは毎日だし、枕カバーも頻繁に洗ってるし、ソファの頭の当たる部分に巨大なバスタオルを掛けていて、それもしょっちゅう洗ってるから、毎日、最低でも2回は洗濯機回してる」
「えええ〜〜っ」
「えええ〜っ」
で、あなたは何日に一回くらいバスタオルを洗濯するの?と聞いても、詳細なお返事ありませんでした。
「い、い、言えない」
そんなこんなの話題から、50分ほどの通話を終えると、私の今後のライフスタイルを見直すべき課題を与えられたことで、しばし考えておりました。
とりあえず、本帰国した暁には、バスタオルの扱いを再考しようと思います。
彼女との話は、いつも何らかの社会情勢やら、未来についての話題が多く、心地良いです。
彼女は娘2人、孫は3人いますが、子や孫の話などは一切いたしません。そこがお互いに心地良いのかもしれません。
共に海外生活経験者であり、海外での初めての子育てをして大変な思いをしたという共通点もあり、その当時はイギリスと香港で国際郵便にて子育て不安をやりとりしたこともありましたけど。
子の母、孫の婆ではあるけれど、私は私という個をいつも自分の中心に置くこと、そして社会の一員である自覚、きっとこれからも彼女と私は、その点はブレないだろうな、と思っています。
そうそう、お互い夫の愚痴話も皆無ですから、安心してください