フジテレビの月曜日9時からのドラマ「366日」は、高次脳機能障害になった男性と、その彼女や友達、家族を描いています。
私がソウル時代に出逢った友達が、その15年ほど後に高次脳機能障害になった息子さんと向き合うことになり、私もその障害について少しは知ることとなりました。
息子くんの頑張り、友達家族の強い意志、深い愛情を、少しだけですが見てきた私です。
このドラマの内容は人ごとではないような気持ちで観ております。
その息子さんと母の二人三脚、家族も一丸となって機能を取り戻していく様子を書いた本のことは、当ブログでご紹介したことがあります。
この本が、月9ドラマ「366日」に出た
著者である友達からLINEが来ました。
「えっ
私、このドラマ観てるのに〜」
気が付きませんでした。
また、見返してみなきゃ。
彼女の友達が、ドラマの中でたまたま見つけて、彼女に知らせてくれたそうです。
「遼ちゃん、月9ドラマデビューだわ〜」
と、興奮気味で、とても嬉しそうでした。
うん、私も嬉しい
これが、テレビに映った場面です。
高次脳機能障害になった彼(眞栄田郷敦)のために、勉強する彼女(広瀬アリス)
私も観ていたはずのシーンです。
なのに、気付かなかった
この本が出た2022年、私は数冊買い求め、知り合いに送りました。今、手元に在庫がなくなりましたので、上海在住の方々には差し上げられませんが、日本の皆さまの中に、これを機に高次脳機能障害について、この本で読んでみたいと思われる方、Amazonで売られていますので、是非、お求めください。
高次脳機能障害は、個人個人によって、脳のどの部分が大きくダメージを受けるか違いますし、重症度も違います。
このドラマの彼と、友達の息子さんとでは、違うところもありますが、重なることも多く、友は途中で何度も胸が締め付けられる思いがしたり、涙が出ながら、息子さんのあの頃のことを思い出して観ていると言っていました。
19歳で障害を負った息子くん、我が息子と同級生なので、今は38歳になりました。中国に来る前に会ったきりです。また会いたくなりました。