上海情報ございません。
どうも話し言葉が気になって仕方ない、執着強めの婆でございます。巳年なだけに。
家族で北海道旅行をしたのは、今から25年くらい前のことになるでしょうか。子供たちが中学生くらいだったと思います。
レンタカーを借りて道内を走り、どこかで食事をした時のこと、注文をすると、店員さんが注文を繰り返し、最後に
「以上で、よろしかったでしょうか?」
と、言った時には、家族全員
キョトン
はて
その後も、あちこちの飲食店で同じように
「よろしかったでしょうか?」
と言われ、これは方言なのかと、家族会議が始まるほど、衝撃的な言葉でした。
どうやら、東京のファミレスでも使われている言葉のようです。
韓国生活をしている間に、日本語は変わったのか、と家族全員が時代に取り残された気分に陥りました。
が、しかし、この言い方を聞くたびに
「はて?」
と、首を傾げてしまいます。
25年経っても、私には「変な日本語」にしか思えません。
次に、なんとも不思議な「の方」(のほう)という日本語の使い方に、
はて?
違和感しかありません。
何かのテレビインタビューで、
「鍵のほうが見つかりました」
と、応えている人がいました。テロップには、
「鍵は見つかりました」
と、書いてありました。
この「のほう」って、なぜ、わざわざ付けるのか、誰が何のために、このような言い方を始めたのか?不思議でなりません。
ついでに、もひとつ気になるのが
「頂きました」の乱用(濫用)
一番最初にビックリしたのは、タレント?お笑い芸人?と結婚したミキティが
「この度、庄司さんと婚約させて頂くことになりました」
と会見で言った時です。
「婚約しました」ではなく、
「婚約させて頂くことに」
ここに違和感を覚えます。みんなに反対されたり、大騒動があって、やっと誰かから許可を頂いて婚約に漕ぎ着けたのか?
たとえ、、そうだとしても、、記者会見では、
「婚約しました」
で、良くないか
私、別にあなたの婚約を反対したり、許した覚えないし、無関係だし。
謙譲語としての「頂く」の使用法はありますが、何でもかんでも「頂く」を使えばイイってモンじゃぁございません。
言葉は時代と共に変わっていき、生き物とも言われておりますから、私がそれだけ年取ったということかもしれませんが、何かと気になって仕方ない婆なのでございます。
かく言う私が、清く正しく美しい日本語を話しているかと問われると、それは自信がございません。
自分のことを棚に上げて、
書かせて頂きました。