上海歴短いのに、去年の10月に父の逝去にあたり一時帰国してしまい、そのまま1年も日本にいましたから、もう上海のことなんて、ほぼ知らないも同然のワタクシ。
日本滞在中にパスポート有効期限が迫り、新しく致しましたら、旧パスポートと新パスポートの私が私なのかパスポート10年有効ですから、そりゃ新しくした時には別人の老け具合だわ、って、そういうことじゃなくてですね。
居留許可申請に、同一人物証明が必要で、
「月曜日に、総領事館に行って証明書もらってきてね」
と、夫に金曜日に言われてから、ドキドキでした。
まず、総領事館って、どこだったっけ
から始まる老婆。そういうお年頃です。
確かバスで行けるはず、と思い出すものの、
何番のバスだっけ
どこのバス停から乗るんだっけ
という老婆。そういうお年頃です。
あれバスの乗り方、どうだっけ
という老婆。そういうお年頃です。
日本ならPASMOで電車もバスも乗れるよな、と思いながら、私は上海では交通系カードを持った覚えがございません。
「スマホを翳せばOKだよ」
と言われて、
「アキサミヨーそうだっけーー」
スマホの中にウォレットがあるし、交通カードも入ってるって。。。
で、バスに乗り、運転席の横にある読み取り機にスマホをそのまま当てましたわ。
ピッと言わんやん
スマホをすこーし下げたらピッ
ホッ
アプリを開くでもなく、持ってるスマホを当てるだけでバスに乗れちゃうんです。って、上海の皆さんは当たり前じゃん!でしょうが、日本の皆さん、驚きませんこと
まあ、日本でも、スマホでピッの方はいらっしゃいますが、私の年代には見かけませんわ。
というドキドキながらも、無事にバスに乗りまして
目的地に着きました。
久しぶりの街並み、上海らしいなぁ〜と感じます。
交差点で待っていると、現地の方に道を聞かれました。私より、あなたの方が遥かに詳しいと思うんですけど〜
「スミマセン。外国人なのでわかりません」
とデタラメ中国語でお返事したら、じろっと見てから、他の方に訊いていました。
一歩外に出れば、色々な刺激があるものです。
目的の証明書ですが、窓口で
「現金持ってますか」
と最初に聞かれました。ここだけは現金オンリーだそうです。
私はお財布を持ち歩きませんが、万が一何らかのトラブルでスマホ決済ができない時のため、ポーチに100元札を数枚入れてあり、事なきを得ました。
普通、中国で現金を持ち歩かないですから、総領事館に行くときは現金必要って、覚えておきませんと。
と、、、絶対に忘れる自信あります。
そういうお年頃です。
毎日、このくらいは歩きませんとね〜。
って、今は思うのですが、、、その志をすぐ忘れちゃいます。
そういうお年頃です