現在、深圳で会社の再開もない宙ぶらりんの夫からの写真を載せた記事について、シェアしてくださった方がいらして、感謝しております。

前の記事もご紹介くださった方がいらっしゃいます。
(この記事と前の記事のコメント欄をご覧頂ければ、わかります。)
日本のメディアには、こういうことは出てきません。この記事を見て、日本の対応の遅れや甘さを指摘してくださっている文章を読み、私もすっきりいたしました。

今日の朝のテレビ番組でも、新型肺炎のことを取り上げて長い時間を割いていましたが、その中にビデオ取材で登場した医者が、患者の前でマスクを顎の下につけていたのを見て、私はギャフン(って、古いか滝汗)驚きでした。

マスクを何のためにつけるのか。
顎にもウィルスがついているかもしれず、マスクを中途半端に外す「顎掛け」は、やってはならないことです。

これ、案外、昨日の電車内でも見かけて、私はゾッとしたのですが、基本のキです。

ましてや医者が、体調不良で新型肺炎じゃないかと不安になって診察を受けにきた患者の前でマスクを顎掛けするってポーン

もう、私には理解不能。私は日本人ではないのかもしれないと、なぜか、自分のアイデンティティに不安を覚えました。


武漢での発症時期が12月(11月だったようですが、我々が知ったのは12月だったと思います)でした。
その後に春節があり、多くの中国人観光客が日本を訪れることは予測できていました。
オールウェルカムの日本は、中国人観光客への経済的期待があったからかもしれませんが、日本にお金を落とすだけでなくウィルスも落とすことは予想できたはずです。

受け入れるなら、それなりの万全の対策を取るべきでした。少なくとも、集団行動のツアー客のルートは事前に把握できていたはずです。

深圳の地下鉄やタクシーのように、感染者がその車両から出たら、乗り合わせた人に知らせが届くという徹底した対策は、日本ではできないのでしょうねー。少なくとも感染者の移動ルート、立ち寄り店などの情報は開示すべきだと思うのですけどね。
甘いですね。

現在の日本は、成るべくしてなった結果で、それでもまだ
「メディアが過剰反応しすぎだ」
と、テレビで言っちゃう方もいらして、私は、やはり自分は日本人じゃないのかもしれない、と悩みます。