自己肯定感の高い人を見ると、やはりと言うか、思った通りと言うか、
『人は人、自分は自分』
・・と、考えている人が多いようですね。HSPや神経質の方が、なかなか自己肯定感が上がらないと言われている原因は、案外『人は人』と言う割り切り方が出来ていない部分が多いのかもしれません。
確かに『人は人』と聞いたからと言って、すぐさま考え方を変更することは難しいかと思います。だって生まれてから今日まで、〇十年? 身に着けてきた考え方ですから、そう簡単には変わらないですよね。
実は、かつての私もそうでした。
画像 HMV&BOOKS 阿部真央 変わりたい唄
何とか楽な考え方を身に着けようと、いろいろな本を読み漁ったり、偉い人の講演会などに、いそいそ出かけて行ったりしましたが、正直言って非常に難しいなって思ったんです。
いいえ、書いてあることが難解だと言うのではなく、いざ実行しようとすると、これがなかなかできないんですね。
そのうち出来ない自分に嫌気がさして、必要以上に自分を攻め立てている自分に気づいたこともありました。
で、ふと気づいたのです。
自分は変われていないのではなく、少しずつですが、良い方向に変わっていたことを。しかしHSPや神経質がお得意の、「完璧主義」が顔を出して、あたかも聖人君子の様にならなければならないと、自分を追い込んでいたのです。
そんな状態ですから、本当は出来ているのに、頭の中だけで『自分は出来ないんだ』と思い込んでいたのです。
「変わらなきゃ」と思っているそこのあなた! 無理に変わろうとしなくても結構ですよ。だってすでに変わっているかもしれないんですから・・
参考・・・「HSPの教科書」、「自己肯定感を高めるには」