以前は良く人と比べたり、他人が褒められているのを見ては、「ああ、自分はダメだ」と落ち込んでいました。そんな時ふと思ったんです。
「なぜ、比べてしまうんだろう・・・と」
自分は文章はまあまあ上手であると自認しているのに、その割に「いいね」が少ない。納得できないので、自分がすぐれている証拠を見つけるために、人と比較するのだ。・・と言う説があります。
画像 domani.shogakukan.co.jp 人と比べてしまう心理
つまり、人と比較して落ち込むのは、自己評価が低いようでいて、実はかなり高かったのではないかと思うんです。だって自分はそこそこできるはずだという期待があるからこそ、それが裏切られた時に落ち込むんじゃありませんか?
もし絶対的な能力差があったら、そもそも比較しようなんて思いません。
草野球をやる程度の人が、大谷翔平のプレーを見て、「ああ、俺はあんな風にプレーできない、なんてダメ人間なんだ!」と思うでしょうか。
他人とそこそこ張り合えるだけの実力があるからこそ、出来ていないことにへこんだり、褒めてもらえないことに落ち込んだりするのでしょう。
あまり高望みせず、出来る限り実力が自分に近い人を目標に据えてみるのです。その人がやっていることを自分も真似してみるんです。その人の絵が素晴らしいと思ったら、落ち込んでいるだけでなく、真似してみる。そして自分も出来るんだと自信を付けて行く。こうして小さな成功が増えて行けば、落ち込むことも少なく、前に進めるような気がします。
参考・・・「多分そいつ今頃パフェでも食ってるよ」、「悩むあなたのままでいい」