「いつか」って、いつ? | 神経質逍遥(神経質礼賛ブログ)

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何のとりえもない平凡で臆病者の神経質者が語る森田的生き方ブログです。

今年も今日一日で終わりです。これを書いているのが18時ですから、今年もあと5時間半しかありません。

皆さんは今年予定していたことは、すべてできましたでしょうか。それともやり残したことの方が多いでしょうか。

もちろん、様々な要因で「出来なかった」こともあるでしょう。

 

 

 

しかし、「いつかやろう」と考えているうちに、期限が来てしまったとなると、問題ですよね。

私たちはどちらかと言うと、「ものぐさ」ですから、「明日できること」を「今日やろう」とは考えません。むしろ「今日やろうとしていたこと」を、明日に伸ばす確率が高いんです。

もし締め切りが無ければ、今日やるべきことはすべて明日に回されることでしょう。そして明日になれば、また明後日に回されるのです。

 

これでは永遠に達成されることはありません。本人は「いつかやるさ」と考えているようですが、その「いつか」は永遠に来ないのです。

こんなことにならないために、私たちは「締め切り」を設けるのです。

その「締め切り」の中で最もシビアなのが、『死』と言う締め切りです。私たちが漫然とだらだら過ごすことなく、一日一日を完全燃焼させるために、神様は『死』と言うものを与えてくれました。

 

ところで、皆さんの夏休みの宿題は、いつ完成しましたか?

おそらく8月31日でしょう(笑)。「提出日」と言う締め切りが無ければ、宿題そのものさえやらなかったでしょう。

「あらゆる仕事は締切直前に終わる」と言う言葉もあるくらいですから、無理もないですよね。

さて、次に大きな締め切りは今日、つまり「大晦日」です。もちろん「月末」や「一日の終わり」も立派な締め切りになりうるでしょう。

 

私たちは締切があることで、一年の計画を立てたり、やりたいことを考えたりすることが出来るのです。

だからもし、皆さんが「どうしても来年にはやりたい」と言うものがありましたら、「出来たらいいなぁ」ではなく、具体的に動く日を決めて、それを「締め切り日」とするのです。もちろん適当に選ぶのではなく、自分が納得できる日を選ぶんですよ。

 

 

例えば「グランドキャニオンを見に行きたい」と思っていても、夢のままではいつになっても実現しません。こんな時は、とにかくカレンダーに予定を書きこんじゃってください。そうするだけで実現率は飛躍的に上がるものです。恋人が欲しいなら、デートするためにディズニーランドを予約してしまいましょう。もしそれまでに恋人が出来なかったら、一人でデートのシュミレーションすればよいのです。

 

今年やろうとして、出来なかったことはありますか?

それはいつやる予定ですか?

「いつかやる」ではだめですよ。

どうしてもこれだけはやっておきたいことがあったら、今すぐにでもカレンダーに書き込んじゃいましょう。そして来年こそは、夢がかなう年にしましょうね。

今年一年、大変お世話になりました。また来年もよろしくお願いいたします。それでは皆様、良いお年を!

 

参考・・・「明日死ぬかもよ」、「今日誰のために生きる?」