抱負? のようなもの | 神経質逍遥(神経質礼賛ブログ)

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何のとりえもない平凡で臆病者の神経質者が語る森田的生き方ブログです。

皆様、あけましておめでとうございます。本年も神経質逍遥、並びに管理人の柴@栃を、どうぞよろしくお願いいたします。 ← こらこら、売り込みすぎ!

今年は「壬寅(みずのえとら)」と言う年に当たります。この年は陽気をはらんでいて、春の胎動を助けるとも言われています。つまり、冬が厳しいほど、春の芽吹きの生命力にあふれ、華々しく生まれ変わる年と言われているのです。何となく希望が持てそうですね。

 

 

そんな新年にあたり、こうありたいと思うこと、こうなったらいいなと思うことをつらつら書いてみたいと思います。「抱負」と言うよりは単なる「願望」かもしれませんが、しばしお付き合いくださいね。

まずは自分自身についてですが、昨年末に性別適合手術を終えたので、なるべく早い時期に戸籍変更届を提出したいと思います。それによって性別が変更されても、何かが変わるわけではないのですが、偽りの看板を掲げてこそこそしながら生きるよりは、随分肩の荷が下せるかなと思っています。

 

次に自分の性格的な問題です。性格と言うよりも、「癖」と呼んだ方がいいかもしれません。まずは何とかしたいのは「ええかっこしい」の癖です。自己肯定感の低い人は自分の不甲斐なさやダメな部分を隠そうとして、自分のプラス面ばかりをアピールしがちです。それによって他者からの賞賛を得ることで、かろうじて心の安定を得ているのです。

 

しかしそんな事情を知らない人からは、「あいつは自慢ばかりしている」とか「かっこばかり気にしている」と言われかねず、結果としてますます自分のダメな部分を露呈してしまうことになります。

そんな理由でなかなか「自己開示」が出来ていないのです。皆さんが共感するのは「成功譚」より「失敗談」だと思いますので、これからは意識して自分の「ポロ」をさらけ出していきたいと思います。

 

 

それに関連する事ですが、私はいつも人から「優等生」と呼ばれてきました。もちろん誉め言葉ではありません。「くそ真面目で融通が利かない」ことを皮肉られているのです。いわゆる「優等生」は勉強は出来るのですが、それ以外の能力は極端に低いことが多く、特にコミュニケーション能力が不足していると言われています。私も教えてもらったことを金科玉条としてそれにこだわり、状況が変化しても臨機応変な対応が出来ないところがあります。

仕事だけでなく、この世は常に変化流転しています。社会状況も、自分や他人の心も常に変化しています。そんな変化に乗り遅れないような対応を目指していきたいですね。

 

次に「神経質者の会」についてです。

「壬寅」は、心の時代とも言われています。人々はこれまで以上に心の交流や、癒しを求めるようになると言われています。したがってこれまで以上に人間関係やパートナーシップなどが重要視される時代と言えるかもしれません。

私たち「神経質者の会」も、これまで以上に「つながり」を大切にし、訪れてくる人たちの声に耳を傾け、共感するところからスタートしたいと思います。

同時に「マンネリ化」もささやかれていますので、今までのやり方を一新するような改革が必要とされてくるかもしれませんね。

 

 

最後に「神経質者の会」の「対外活動」についてです。

コロナになる前は、クリニックや施設にチラシを配布したり、会場をお借りして講演会やセミナーを開催していたのですが、コロナになってから一切できなくなってしまいました。さらに参加者の減少、そして固定化、さらには感染予防のための開催時間短縮など、コロナは私たちの活動に様々な制約を課してきました。

もちろんこれらの解決には、コロナが完全に収束することが前提ですが、当面望むべきもないので、私たちは与えられた条件の中でよりよい選択を模索していくしかないと考えるのです。

 

皆様はどんな目標や抱負を掲げられているのでしょうか。けれど多くの人は「やりたいことはたくさんあるのだけれど、コロナがねぇ・・」と言う人が多いのではないでしょうか。

コロナの収束が望めない状況の中で、うつに陥る人も増えています。明日は「森田ではコロナをこんな風に考える」として、お届けしたいと思いますよ。