はじめに断っておきますが、血液型の話しではありません。性格のタイプの話しです。
22日のブログで、ストレス反応について書きました。そこでA君とB君に登場してもらい、それぞれの反応の違いを見てもらいました。
A君とB君では、性格は真逆ですね。同じストレスを受けても、反応もまったく違ったものになりました。と言うことは、ストレス対策は、みな異なっていて当然なんですね。
これからは、A君に相当する性格をC型タイプ、B君に相当する性格をA型タイプと呼ぶ事にいたします。ちょっとだけ紛らわしいですが、我慢していただければと思います。
本日は、B君タイプ、つまりA型性格傾向について、述べてみたいと思います。
実は、ストレスとストレス反応である『ストレス症候群』には、性格によって特別な傾向が見られるのです。ストレスによって病気になった人の性格を分析してみると、共通したものが多くあげられました。
それぞれ『A型性格(行動)パターン』、『B型性格(行動)パターン』と呼ばれます。
A型性格の特徴を挙げていきます。
まず彼らはストレスに対しても攻撃的になるため、いつもイライラしています。前の信号が青になってもすぐ発車しない車には、すぐにクラクションを鳴らします。もたもたする人が許せません。すぐ『早くしろ!』と怒鳴ります。
仕事は多ければ多いほど、やる気になります。『いや~、最近忙しくてねぇ』と、言いながら、内心ほくそ笑んでいる人です。
ですから彼らは、ヒマな状態が、最もつらいと感じます。
自分の力が発揮できない、自分が認められる機会を奪われることは、彼らにとって死ぬほどつらいことなのです。
先に、もたもたしている人が許せないと書きました。これを言い換えれば、自分のペースで物事が進んでいかないと、ストレスになると言うことです。部下の仕事が遅れると、『何をもたもたしてるんだ!』と、怒鳴ってしまうのも、ストレスを感じている証拠です。部下はたまったものではありませんよね。
待ち合わせでも、約束の時間よりはるか前に到着したりします。それで定刻に着いた相手を『遅いぞ!』などとなじったりします。相手は、遅れてもいないのに、怒鳴られる羽目になります。
A型はとてもアグレッシブでエネルギッシュです。ですから周囲から『仕事が出来て、頼りがいが有る』などと評価されます。社会的にも認められるタイプでしょう。
だから周囲の期待もあって、自分の限界を超えて働いてしまう傾向が強いのです。
A型タイプが最もかかりやすい疾患が、循環器系疾患です。
さて、あなたは当てはまりましたか?
参考・・・『タイプ別ストレス解消法』