いつもの会の約束事について・・・ | 神経質逍遥(神経質礼賛ブログ)

神経質逍遥(神経質礼賛ブログ)

何のとりえもない平凡で臆病者の神経質者が語る森田的生き方ブログです。

昨日、神経質者の集いの定例会がありました。

いつも思っているんですけど、話し合われた内容等をこのブログにアップできたらいいなあと思うのです。

そうすれば、参加されてない方々にも会の雰囲気とかお伝えできるし、詳しい内容をかいつまんででも公表で切れば一部の方に持たれている怪しい会ではないかとの懸念も払拭できると思います。

 

神経質とかノイローゼの集まりと聞くと、重苦しくどんよりとした雰囲気とか、お通夜みたいな会ではないかと思われている方もおるようですが、決してそんなことはございません。

確かにまじめな話が多いのは事実ですが、時には笑いあり涙ありのとても和やかな雰囲気の中で、会は進行していきます。と言うのも表面的な悩みこそ千差万別ですが、基本的には同じ神経質者同士です。神経質者だからこそ分かり合える安心感、連帯感の中でお互いにまさに腹を割って、率直に対話を進めることができるのです。

 

・・・ちょっと話が脱線しましたが、ブログに話の内容を出せないのは理由があります。先ほど自分のすべてをさらけ出して話ができると書きましたが、そのようなありのままの対話が成立するためには、参加者の皆さんに大切な約束事を守っていただく必要があります。それは・・・

 

    この場所で話したこと、聴いたことは部屋を一歩出たら絶対に他言しないこと。

 

というものです。もし聞き手の人間があなたの内緒話を誰れ彼れとなく喋りまくったら、あまりいい気持ちがしないでしょ?いやそれ以前に、表面的な話ししかしなくなると思うんですよ。自分の悩みを人に打ち明けると言うことは、かなりプライバシーに踏み込んだ話をすると言うことです。だからその部屋にいる人間のすべてに守秘義務があるわけです。



もちろんリーダーの私は会員のプライバシー保護の取り決めを率先垂範しなくてはならない立場の人間です。

会の内容をブログと言う形であれ、部外者に伝達すると言うことはプライバシーの侵害と取られてもやむをえない面が有るのです。

匿名で、なおかつと個人を特定できないような書き方をしたらいいのではないかとも思います。

しかし参加者がそれほど多くない中、よほど内容を捻じ曲げないと、もし書かれた人がたまたまこのブログを見つけてしまった場合、ばれる恐れがあります。

また、あまり内容を捻じ曲げてしまうとそれはフィクションになってしまい、会の雰囲気を伝えると言う本来の目的からは大きく外れてしまいます。

 

いまさらなんでこんなことを言い出したのかと言うと、前日のむずむず脚症候群友の会でも話題になったのですが、第二世代の会員(会が軌道に乗った後に入ってきた会員)の定着率が悪いという問題で、結局会の中で自分と言う存在が必要とされていないと感じてるのではないか・・・と言う意見が出ました。そこで何かお手伝いをと考えたのですが、会員の多くは高齢で、お手伝いどころか外出もままならない方が多くいらっしゃいます。では会員の方に自分の病気の体験談を書いてもらい、それをHPにアップしたらどうだろうかと言う意見がでました。

 

まだ友の会につながっていないむずむず脚の患者がその体験談を読んで、私と同じ症状の人がいると感激し、友の会とつながってくれるかもしれません。また、体験を書いた会員の方も、自分の体験が人様のお役に立たという満足感を得ることができ、自分の居場所を見つけられるのではないか。そうすれば一石二鳥で定着率のアップにつながるのではなかろうか・・・と言うのがその意見の趣旨でした。

 

私はまさにこれだと思いました。上からあーだこーだとアドバイスするよりも、自分と同じ境遇の人が実際に治っていると言う確信を体験談から読み取るほうがよほど悩みの渦中に有る人にとってはありがたいはずですよね。たとえて言えばアドバイスとは山の頂上から中腹の登山者にがんばれと応援するようなもの。体験談とはさしずめ一緒に手を取り合って協力しながら頂上を目指すようなもの・・・でしょうか。

 

悩んでいる人はなるべく具体的な体験談を聞きたいと思っています。しかしそこにはプライバシーという目に見えない壁があり、彼らのニーズに100パーセント答えることはできません。

プライバシーの保護と、具体的な情報開示。この二つをどのように両立させていくのか、これからの私の課題でありますね。

あまり意味の無いブログになってしまいました。ごめんなさい。・・・いつものことか?