亀の話が続いたので
今回はインドネシア近辺に生息してる
アカメカブトトカゲの事を書くとします。
この種は比較的良く輸入され
ゴツゴツした身体や
目のまわりの赤さなどの見た目もあり
人気種でありメジャーな生体かと思います。
お迎え当初は
バークチップを床材とし
水浴びが出来るよう
別容器に水を張り入れておき
素焼きのウェットシェルターを設置するという
シンプルなレイアウトでスタートしました。
ちなみにこの子達は
ショップで1匹19800円、
2匹で35800円で売られており
2匹お迎えしました。
♂♀の性別判断は
購入者が判断する事が基本で
店員さんはアドバイスはするものの
言い切る事はまずなく
多分♂かなとか♀だと思うなどの
言い方しかしませんので
性別を気にするなら
自分で選ばないといけません。
アダルトサイズの子なら
尻尾の付け根にある総排泄孔や
後ろ足の指の色に白があるかないかで
判断出来ると思います。
飼育自体は特に問題もなく出来て
個人的には扱い易いと思います。
もちろん温度や湿度管理は
しなければならないですが…
温度は極端に高かったり低かったりしなければ
大丈夫で20度台を
キープ出来れば良いと思います。
湿度も朝晩の霧吹きを欠かさずやれば
大丈夫かと。
ただタイトルにもあるように
陰気な生体なので
シェルターがあるとそこに引きこもり
夜行性なのもあり
基本動いてる姿を見れる事は無いです。
そこで僕はレイアウトを考えました。
野生下では湿度の高い森林に生息し
臆病ですぐ隠れる
水浴びが好きな夜行性の生体…
という事で
水槽内に
ホームセンターなどで手軽に購入できる
ポトスなどの小さい観葉植物を
ソイルに植え込み
石を積み上げ水辺と
ソイルの陸地を作りました。
水辺には亀の飼育の時に使ってた
イーロカを再利用し水に動きを作り
濁らないようにしました。
観葉植物で陰を作り
水辺もある為
湿度は問題ない環境が出来たと思います。
観葉植物があるので
小さいライトも設置しました。
光がないと植物は枯れちゃうし、
日中つけておく事で
昼夜の感覚も出来るだろうと。
そしてシェルターがあると隠れてしまうので
撤去しました。
アカメカブトトカゲの飼育で
シェルター無しってのは
珍しいんじゃないかなと思いますが
これが良かったのか
かなり色々な姿を
見せてくれるようになりました。
植物に登る立体行動をするとか
初めて見た時はビックリしましたね。
水辺にも水浴びをしにいく姿を度々見かけ
ホントに水浴びが好きなんだなと再認識。
このレイアウトで
1年以上問題無く飼育出来てて
交尾、産卵まで経験しつつ
今も元気に暮らしてますので
僕的には良い環境が出来たかなと思ってます。