学校司書になって初めて

「図書の授業」なるものを知った

私も私の子どもたちも

そんなのはなかったし

自治体や学校、先生の方針などによって

まちまちでもあるそれは

一度は教員を目指したことのある私にとって

大変魅力的だった

 

先輩方から聞いた内容でスタートし

その後、私なりのやり方に変えていった

勤務校では小学校1、2年を対象に

毎週1時間、クラス単位での実施

というのが普通だった

私がやっていた事を

参考までにあげてみようと思う

 

まず、借りていた本を返す前に

その中から面白かった本の紹介を

子どもたちにしてもらう

(やりたい子だけ)

 

一通り済んだら

順に1人ずつ本を掲げてもらい

「この本を読みたいと思った人❣️」

と言って手を挙げてもらう

 

その後、

司書からの本の紹介や

本を探す時のポイントなどを話す

次に、

借りていた本の返却と貸出をする

(済んだ子は席について本を読む)

終了の15分前になったら

本の読み聞かせを3冊ほどする

 

こういう感じでやっていたが

私が考えて始めた

子どもたちによる本の紹介が

先生方にとても好評だったし

子どもたちも盛り上がってくれた

 

一年生のうちは

「面白かったページを開いて

 みんなに見せてあげてね」

と言い

私が「これは何をしているところ?」

などと誘導していくパターン

 

上の学年になるにつれて

こちらが何も言わなくても

きちんと説明できるようになっていき

最後に「みんなもぜひ、読んでみてください」

とクロージングする子まで出て

感動したこともある

 

人前で話すことに

少しでも慣れてほしいのと

「みんなで読む」感覚を

味わって欲しいと思って始めたが

小さい学年からやるのが

とても効果的だと感じた