初めての学校司書は

3校の小学校の兼任だった

児童数がだいたい

340、170、60ほどで

一番小さい小学校は週に1日

それ以外は2日の勤務

 

一番大きい小学校は各学年2クラス

週2日勤務だと、

全学年の図書の授業は無理

「文科省の通達でいけば

 専任の司書がいないといけないのに」

と教頭先生がよくおっしゃっていた

 

毎週の図書の授業があったのは

当初、1、2年生のみだったし

予算がめちゃくちゃ少なく

蔵書が少ないため

子どもたちへの貸出は

ひとり一冊にしていた

 

初体験司書の私としては

ありがたい環境だったが

2年目、なんと教委の事務処理ミスで

予算がゼロに!?

なんとかかき集めたのだろう

やっといただけた10万と

地元の方の寄付とでなんとかなった

 

そして年度始めには

3年生の担任の先生が来館

「子どもたちが、今年も毎週、

 図書の授業に来たいと言うんですが

 いいですか?」

とおっしゃる

 

いやもう子どもたちからの要望だなんて

学校司書冥利に尽きるお話

嬉しくて二つ返事でお引き受け

したものの、結構ハードなことに💦

 

予算が少ないので

選書や受け入れ作業が少ないから

まだなんとかなるか

という感じで過ごしたが

私の勤務はこの年までとなり

 

翌年度、後任の方に様子を聞くと

「今年は4年生も

 毎週来館することになりました」

と、げんなりした感じで言われた

お疲れ様です🙇‍♀️