娘の最初の反抗期

いわゆる「イヤイヤ期」

は確か3日天下だった

 

初めての子どもで

育児書っぽいものを結構読み込んでいたので

「来たぞキタキタ」

という感じの私は

 

何を言っても

「イヤ」しか返ってこないのだからと

「イヤイヤ、あ〜いやだねぇ〜イヤイヤ」

と歌うように繰り返した

 

聞く耳を持たない状態の私に

娘が根を上げた感じで

イヤイヤ攻撃は打ち止めとなったのだ

 

が、最近、聞く耳を持たなかったのは

良くなかったかもしれないと

反省しはじめている

 

どうも娘は

「どうせ受け入れてもらえない」

と思っている様子だからだ

 

自分でできることは自分で

という考え方の私に

なんでもやりたがりな娘

という組み合わせだったので

何もかもを小さいうちからやらせてきた

 

幼稚園の頃は先生に

「お母さん、やらせすぎです」

と言われたほどだ

(ちゃんと反省して少し緩めた)

 

それでなのか

相談されるということが

ほぼなかったように思う

それはそれで

きっと大変だっただろう

 

娘のイヤイヤ期に

試してみたことがある

 

娘と同じことを私がしたら

どういうリアクションをするだろうか

という興味にかられ

洗濯中のパジャマが着たいと

ひっくりがえって暴れてみたのだ

 

「ピンクのパジャマじゃなきゃいやだぁ〜!」

と暴れる私のそばで

「おか〜しゃん、これで我慢しなしゃい」

と別のパジャマを指差す娘

 

急に恥ずかしくなったのは

いうまでもない