朝ドラの影響かもしれないが

最近、生徒たちの興味が

法律の本にも向くようになってきた

1番人気は「おとな六法」である

 

子ども扱いされたくない中学生は

内容はどうあれ

「こども六法」というタイトルは

躊躇するらしく、2番人気だ

 

「おとな六法」は

購入した11月から人気はあったが

面白半分で借りる生徒が多かった当初とは違い

今はもっと真面目に読む感じだ

 

クラスメイトが読んでいるのを見て

予約に来た生徒に

「おもしろそうでしょ?」

と言うと

「どういうことが罪になるかとかが

 わかりやすそうだから」

という返事が返ってきた

 

この本は、今、掲示&展示している

「図書委員たちのおすすめ本best3」

でも紹介されていて

この本を紹介した生徒は

一緒に「こども六法」もあげている

 

もしかしたら今の子どもたちには

「何をするのがいけないことなのか」

がわかりにくいのだろうか

とふと思った

 

いろんなことが

「子どものすることだから」

と許され

トラブルを避けるために

大人たちからは

腫れ物に触れるように

扱われているように見える

 

いけないことはいけないと

教えてくれる存在は

もう法律しかないのだろうか

 

「胸に手を当ててよく考える」

「自分の良心と照らし合わせる」

そんなことができる人に

彼らはなれないのだろうか