2024年1月 中学生の頃、当時流行っていた「ラジカセ」を買うため、 お年玉を握りしめて住んでいた大阪の電気街に行った。 連れて行ってくれた父は 「黙って見ていろ」と言うと、 怖いほどの勢いで値切り始めた。 めぼしい店全てを値切りながら巡り、 悪い顔で少し考えながら選んだ店にもう一度入ると、 一番安かった店の値段をネタに再度交渉を始めた。 結局、かなりお得な値段で買い物ができたのだが、 まだ中学生 だった私には怖かったという記憶しかない。