80年代はじめ頃

当時の勤務先の市庁舎に

出張献血の方々(?)がいらした

のんびりした職場では

血液型の話題に花が咲くも

私はまだ自分の血液型を知らなかった

 

が、周りの方々は

私より年下の同僚も皆、

なぜだか知っていて

なぜ私だけ知らないのかと聞かれるも

「どうしてみんな知ってるの?」

と逆に聞き返す事に

 

よくわからないが

単に調べるタイミング逃しただけらしい

が、選挙権はあるのに血液型がわからない

というのもよくない話

(この2つは無関係だが)

献血の前に血液型を調べてくれるから

ついでに献血もしてこいという

 

持病持ちだし怖いというと

「じゃあ、献血しようと思ったのに〜」

という演技をしてこいとのこと

そして、その場にいたB型の人たちの

体型が似通っていることから

「豚のB」という笑いの中

送り出された

 

ちなみに、両親がAB型なので

自分も同じだと思い込んでいた私は

友人もまたAB型しかいなかった

どうせABに決まってるけど

一度ちゃんと調べてもらった方がいいだろう

そういう軽い気持ちで(←フラグ)

献血コーナーで調べていただいたのだが

なんと!

「豚のB」と判明してしまった

 

設定通り、持病の話をした途端

担当の方から

献血を思いとどまるよう

ものすごく説得され

最初からその気は無かった

なんて言える訳もなく

疲労感満載でトボトボと部署に戻った

 

当然、職場の人たちは

「豚のB」の結果に大爆笑

私もABでなかったことに

少なからずショックを受けた

 

よく考えてみると

ABどうしの子でBということは

BOではなくBB

というわけで

後々、AA型の人から

「救いようがない」

とまで言われる事になる