さようなら セリオスの部屋 | 棱山泊

さようなら セリオスの部屋

早、今年も3番目の月が始まりました。先月、大事件が起きました。事の始まりは、1月の末にドコモに光回線の切り替えを申し込んだ所から始まりました。

 とうとう、完全に閲覧不能となりました。私が自宅で公開していたホームページ「セリオスの部屋」です。
 記録を紐解くと、2005年10月10日のアクセスログが最初でした。WebサーバーのOSも、ほぼWindowsの初期のWindows95です。Webサーバアプリは、当時は個人の方が作成した「AN-HTTPD」というもの使用して公開していました。その作成者の名前は、中田昭雄さんという方で私と同じ姓でした。

 それから20年の月日が経ちました。まずは、最後の姿を紹介します。



 なんでこんなことになったのか。一言で言うと、ドコモの怠慢
 事の始まりは、ドコモから届いた郵便でした。


 それまで、OCNインターネットブロバイダーを使っていたので、光回線は、OCN光でした。再三言っているように、ドコモは、OCNを完全子会社にして、手足をもぎ取っています。今回もOCN光サービスを止めさせるために、甘い汁を準備したのです。殆ど、同じ条件で、ドコモ光に乗り換えると、現金37,000円が貰えるというのです。まあ、利用者としては乗らない手はありません。
 OCN光の前は、NTT東日本の光だったのですが、当時は、まだ1ギガしかサービスはされていませんでした。佐世保に帰郷した時も1ギガしかサポートされていませんでした。しかし、今回のドコモ光に乗り換えるついでに調べたら、10ギガのサポートエリアとなっていました。ドコモに問い合わせると、切り替えと同時に、10ギガに移行出来るというのです。


 しかし、私には懸念事項がありました。自宅には、Webサーバが設置されている。公開の為に、IPマスカレードNATという設定機能が必要なのです。しかし、ドコモのサイトに、提供されるホームゲートウェーの仕様が公開されていません。こんな感じのイメージ図のみでした。
 そこで、問い合わせして確認したのですが、ホームゲートウェーは、XG-100NEというルーターだというのです。ネットで仕様は公開されているというのです。早々に調べました。


 これは、XG-100NEの取説の該当部分。取り敢えず、IPマスカレード機能の設定画面です。これと同じでNAT機能の説明も載っていました。
 んん、これなら問題ないということで、契約を進めました。

 しかし、実際に導入してIPマスカレードとNATを設定しようししたら、その画面は出てきませんでした。
 今までは、PPPoE(Point-to-Point Protocol over Ethernet)という接続方式でした。ところが、勝手にIPoE(IP over Ethernet)という方式に切り替わってしまったのです。問い合わせると、10ギガは、IPoE接続方式のみの提供だというのです。


 そんなの、契約前に知らせてくれないと困ります。そこで、何処に書いてあるのか教えてくれと要求しました。結果的に説明が有った提供条件書の該当部分です。赤色でマークした「※5」の部分に、「IPoE接続のみの提供となります」と書いてあるます。エッ、これで納得?
 いやいや、そうではありません。この文章は、正式に申し込んで契約が成立した後に発行される文章です。契約前に説明してくれないと意味がありません

 IPマスカレードとかNATの設定は、IPv4というプロトコルで接続する場合の、インターネット側のIPアドレスとWebサーバのIPを接続する機能です。まあ、これができないなら、他に方法があるのか。
 実は、WebサーバをIPv6プロトコルの運用に切り替えれば、対処出来るかもしれない。実験して見ました。しかし、XG-100NEは、IPv6のネットワークも遮断しており、公開は不可能でした。

 その後の話は、第一報で報告した通り。技術的な対策があるか、ドコモに問い合わせしたら、NTT西日本に聞いてくれと。NTT西日本に連絡したら、「直接の契約が無いので答えれない」と。
 まあ、技術的に無理な事は分かっているので、その先は追い掛けませんでしたが。まったく、顧客軽視の極みです。




 そうやって、20年の歴史が終わりを告げたのですが、懐かしい画像を紹介しておきます。
 2005年に、ホームページ作成の言語であるhtmlを勉強して、最初に公開したページです。その頃に飼っていた愛犬セリオスをテーマに、「愛犬セリオスのページ」と名付けたホームページです。近所の桜情報とかを載せていました。


 その後、大きく拡充した時のデザインで「稜山泊フォーラム」としました。ブログも始めており、世の中の矛盾を突くフォーラムとしての機能を膨らませたいと思っていました。まあ、うまくは行きませんでしたが。
 丁度、この頃にWebショップも公開していました。その為に、レンタルサーバーも契約していました。この画面は、丁度、自宅サーバからレンタルサーバーに切り替えるために、urlが変わりますよの案内を載せたページです。2017年4月1日のことでした。

 この頃までは、Web作製技術も未熟で、スマホで見るとパソコンと同じ様に見えない。そこで、勉強しました。専門用語で「レスポンシブルウェブデザイン」とか言うのですが、視点を変えて、「リキッドデザイン」とか「フレキシブルデザイン」とも言われています。その手法を使って、スマホで見ても普通に見れる様にできていました。


 2018年の帰郷を機会に、Webショップを閉店しました。暫くは、レンタルサーバーを使って稜山泊フォーラムを公開していたのですが、その必要性も無くなりました。レンタルサーバ解約を計画し、2024年3月31日にその役割を終えました。
 この時、もう一つの問題がありました。その随分前から、googleは、「SSLという手法で暗号化していないサイトは、ホームページでは無い」と豪語していました。だから、Let’s Encryptという、無料でSSL通信ができる方法も採用していました。

 そうやって、高度な技術も活用して公開していた「セリオスの部屋」なのですが。とうとう、終わりが来ました。

 自宅内のLANでは、今でも見れるので、長い期間のブログとか、掲載した写真の一覧とかは、自宅で見ています。
 しかし、皆さんにお見せすることはできなくなりました。今後も、AmebaブログとFacebookで出来事を紹介していきます。お付き合い、よろしくお願いいたします。