驚き!20歳タクシードライバー | 稜山泊

驚き!20歳タクシードライバー

 佐世保市役所のFaceBookで紹介されていました。
 知っていましたか。タクシードライバーの必須条件は、普通自動車第ニ種運転免許です。二種免許取得の年齢条件は、21歳以上です。それを、説明しないで紹介している問題について解説したいと思います。少し違う話から。
 

 Ameabaブログの方は、FaceBookを見れないかも知れないので、FaceBookの画面を紹介しておきます。
 


 丁度、総理候補となる自民党総裁選挙に小泉進次郎氏が出ています。小泉進次郎氏は、以前から「ライドシェアー」を推進していました。そして、今回の総裁選の公約にも「ライドシェア全面解禁」と謳った様子です。
 問題点を明確にする為に、私の経験を説明します。私は、二種免許を取得するのに1ヶ月を要しました。しかし、その数ヶ月前から何度もチャレンジして、二種免許が取得できない同僚が居ました。何故でしょう。

 二種免許は、そんなに広くない道で切り返しをせずにUターンするなど、周りの車両などの為に、「運」も必要な事は確かなのですが。二種免許の技能試験は、「安全確認の技能試験」と言っても過言ではありません。
 事実、その同僚は、安全確認が下手で二種免許を何ヶ月掛けても取れていなかったのです。

 考えてみて下さい。そういう安全確認ができない方々が、ライドシェアだと言って、タクシー業務に就くことができるようになるのですよ。
 多分、ライドシェアーが公然と認められたら、その同僚は最初は怒り出すでしょう。そして、「二種免許を取らなくても、タクシー業務に就けれる事」に気付いて、大喜びするかもしれません。これが事実です。

 ここまで説明した上で、冒頭の問題に戻りましょう。
 なぜ、佐世保市役所は、21歳制限に触れずに、この記事を紹介したのでしょうか。
 佐世保市に限らず、ドライバー不足は、現実の物となっています。だから、誰でもタクシードライバーになれるという意味で、記事を紹介したのでしょう。
 しかし、私は、それがライドシェアー推進の気持ちと重なって見えました。そんな深い意味は、考えていないかも知れませんが。

 実際には、記事に付いているYoutubeの動画を見ればカラクリが分かります。令和2年の法改正により、令和4年度から特例受けて、19歳以上で二種免許試験を受けることができるようになりました。その特例を受けて、二種免許を取得して、タクシードライバーに就いているそうです。
 最近の法改正を知らなければ、不思議なFaceBookの記事だったのです。なぜ、そのようなことをするのか不思議です。そして、私は、「ライドシェアー」に反対です。不幸な国民が増えるのが怖い。
 安全確認が出来ないタクシードライバーなんて、悍ましい限りです。

 一応、FaceBookのリンクも載せておきます。普通なに問題は無いのですが、FaceBookにログインしていても、表示できないことがあります。
https://www.facebook.com/sasebocity/posts/pfbid0b626JUeHPCNxSh9v855cJZgyGMjNN8athThgwbHerkqg6T4yTNggqXpRaK7PSdrXl
 その場合、次の佐世保市のFaceBookからご覧ください。
https://www.facebook.com/sasebocity