G-Mailの恐ろしい仕様 | 稜山泊

G-Mailの恐ろしい仕様

来年早々にレンタルサーバーの契約を終了します。対策の一つとして、サーバーを使用したメールか使えなくなるので、代替えのメールを準備しました。色々と調べると、Google Mailしか無いと考えて使い始めました。一般にGmailと表記されます。
 勿論、Googleアカウント用にGmailを持っていたのですが、通常使用するメールアドレスとして、登録したのは、今年の2月。使い易いように、Thunderbirdというメールソフトで閲覧していました。しかし、知らない間に大変なこととなっていました


 驚きなのは、「大切なメールが迷惑メールフォルダに入ってしまう」こと。たまたま、Web版のGmailを開いて、迷惑メールフォルダを見たのですが、なんと、合計6件のメールがここに入っていました。当然、Thunderbirdでは受信されません。
 困った事に、問合せした方からの回答が来ないと思っていたら、4月8日に届いていたのに、迷惑メールフォルダーに入っていて、着信しなかったのです。迷惑メールフォルダーは、30日間で削除されると言います。31日目に見つけて、まだ保存されていました。本当に恐ろしいことです。

 もっと驚きなのは、Gmailは、「迷惑メールフォルダへの振り分けを無効にする機能が無い」のです。だから、誰でも何時でも、大事なメールを迷惑メールフォルダーに振り分けられてしまう可能が有るのです。知らないと、そのメールを喪失してします。なんだか、ITの専門家として、信じ難い仕様だと思います。


 Gmailの仕様では、受けたくない方からのメールをブロックする機能は付いているのですが。迷惑メールフォルダへの振り分けを無効にする機能が無い。なんだか、子供のエンジニアが設計したのかな。
 Gmailの連絡先リストにメールアドレスを登録すると迷惑メールフォルダへの振り分けはされないそうなのですが。どのメールが振り分けされるのか分からなければ対処の方法が無い。
 一度、迷惑メールフォルダに振り分けられたメールを「迷惑メールではない」という操作をすれば、対象外となるらしいのですが、それも既に手遅れ。


 一番、馬鹿な仕様がこれ。Gmailで「メールを検索」の機能で、送信者のアドレスを入れると「迷惑メールにしない」の設定ができるのです。設定すると、ここに表示されるのですが。そもそも、事前に分かっているなら苦労はしません。どのメールが迷惑メールに振り分けられるか分からないから困るのです。


 「迷惑メールにしない」の設定をした後だと、自ら選んで設定できることがわかりました。そこで、例えば"***.jp"とか"***.net"を迷惑メールにしない設定にできるかを試した画面です。これが有効かどうかは、全く分かりません。
 Thunderbirdの「令和の大改悪」で辟易しているところ。Googleの子供仕様も困ったものです。致し方なく、30日間で削除されるので、15日置きに点検するスケジュールを組みました。

 

 1枚目の写真は、本件の検索でトップに出てくる説明サイトで、Eプレゼンスという会社のタイトル画像を引用させて頂きました。役立つサイトです。