酒蔵で河伯のミイラ | 稜山泊

酒蔵で河伯のミイラ

佐賀県伊万里市の松浦一酒造に行ってきました。「河伯のミイラ」で有名なお酒の醸造元です。河伯のミイラの写真もありますが、見たくない人もいると思いますので、最後に載せます。見る見ないは、考えてご覧ください



 松浦市では無くて、長崎県松浦市に近い佐賀県伊万里市松浦一酒造とは面白いと思ったのですが。初代の松浦一氏が創業して300年の歴史が有る酒蔵ということらしいです。
 伊万里は、佐賀県の玄海半島の西側を深く切り込んだ伊万里湾に面しています。勿論、湾の入口も伊万里市なのですが。伊万里湾の底の部分が伊万里市の中心部となります。

 松浦一酒造は、その伊万里湾の西岸の中程の海岸に近いところにあります。丁度、東岸とを結ぶ「伊万里湾大橋」がある辺りです。
 右側正面が入口かと思って入ったのですが。左側の奥だと、酒蔵の社員の方が案内して下さいました。この方が社長と知るのは、帰って酒蔵のホームページを見てからでした。




 左側の入口から入ると、とっても古い機械類が並んでいました。この地域は、周りの建物も古い作りの家が多いので、歴史がある街という感じです。入って右に折れると、展示場とお酒の店舗がありました。



 中に入ると大きなバイクとか多分年代物のオルガン。それに、額縁に入った古い絵画類。
 バイクには、「TWN」と書いてありました。2気筒なので、"Twin cylinder"なのかなと思ったのですが。家で調べると、"Triumph Worke Nürnberg"の事だそうです。トライアンフとは聞くと思いますが。ドイツのオートバイと事務機のメーカーだそうです。



 更に進むと、お酒の販売場所です。純米大吟醸から始まって、いろんな種類のお酒が置いてありました。中央部分が残念な試飲場所らしい。車で行ったので、飲めないので、聞きもしませんでしたが。
 そして、一番奥に、どうも河伯のミイラが飾っているらしい。その前に。



 販売店には、社長が一人で案内してくださったのですが。社長は、とても寡黙な方らしい。色々聞くと、笑顔で答えてくれるのですが。聞いた事以外に声を聞くことはありませんでした。
 折角なので、1本を買ってきました。商品の前にお勧めと出ていました。「特別純米 松浦一」の四合瓶です。1本、1,750円でした。

 いよいよ、河伯のミイラのお出ましです。



 社長は、写真を撮って良いと言っていただいたのですが、なんだか失礼かとフラッシュは諦めました。ASA2000まで増感しての撮影でした。
 なんとも、気持ちが良いものでは無いのですが、貴重なお宝を見せて頂きました。ありがとうございました。