愛宕祭りと愛宕市 | 稜山泊

愛宕祭りと愛宕市

相浦で開催されている愛宕市に参加してきました。参加したのは、2月24日の土曜日。翌日までの開催なので、早々に報告致します。


 まずは、出店が並ぶ、祭りらしい風景から。午前中に訪問したので、客が着いていない出店もチラホラでしたが、歩きながら出店で買ったものを頬張っている風景も楽しめました。
 昨年に続き、今年も参加したのですが、今年のお祭りは、少し特殊なので解説したいと思います。

 昨年も解説した、東漸寺から愛宕勝軍地蔵菩薩が和尚に担がれて、愛宕山頂の地蔵堂で御開帳されるのは、「愛宕祭り」。毎年、2月24日から26日まで開催されます。そして、それに合わせて、近い土日に開催されるのが「愛宕市」です。今年は、愛宕祭りが土日に重なるので、愛宕祭りの内に愛宕市が開催されるのです。
 一般に、皆が楽しむのは愛宕市であり、愛宕祭りとの関係は意識されないかもしれないのですが。考えると、面白い開催年だと思います。


 2枚目の写真は、以前も解説した飯盛神社の入口です。愛宕市は、「相浦植木市」とも呼ばれる、昔から植木が並ぶ催し物です。今年は、飯盛神社の入口に植木が並んでいました。
 今年は、上記の通りに愛宕祭りと愛宕市が同じ日に重なるのですが、Web検索するといろいろと面白いことが分かります。

 まず、地域の相浦商工振興会のサイトでは、「春を告げる愛宕祭り」と紹介しています。佐世保の観光情報センターのサイト(sasebo99)では、「愛宕市 春をつげる伝統の祭り」と、祭りと市が入り乱れていました。
 さらに、佐世保市のFAQのサイトに面白い質問が出ていました。「愛宕祭り・あたごさん市について教えてください」と。あたごさん市は、愛宕市の事として説明されているのですが。「あたごさん」の「さん」が何を意味するのか解説はありません。愛宕山市というよりは、「愛宕さん市」が正解かな。Google検索では、出てきませんでした。


 3枚目は、愛宕市の本部がある場所です。沿道に続く会場の中心部で消防団の前の空き地に設置されています。
 毎年の事なのですが、この本部では、おみくじが付いたシャモジが100円で販売されています。まあ、この地域の方々の定番の買い物で、家族も買ったのですが。


 くじに当たると、野菜とか植木の苗とかが貰えるらしいです。しかし、外れるとポケットティッシュが1個。私は、植木の苗など要らないと言ったのですが。
 それにしても、酷いと思いませんか。タダで貰える佐賀銀行のポケットティッシュが景品だとは。でも、今回は、佐賀銀行の駐車場を借りての参加でした。ありがとう、佐賀銀行さん。