Google位置情報の精度 | 稜山泊

Google位置情報の精度

Androidスマホの地図アプリ「Googleマップ」の精度にお話です。
 私は、デスクトップバソコンでGoogleマップを良く利用しているのですが。合わせて、スマホで記録される自分の行動履歴も活用しています。いついつ、どこに行ったかを振り返る時に、便利だからです。
 今回、とても面白い事を発見したので、報告したいと思います。本題を説明する前に、まずAndroidスマホの「Google位置情報の精度」の設定についてです。


 私のスマホの設定画面です。「位置情報の精度を改善」という設定です。位置情報を改善する設定と説明されているのですが、2年半前に、どうしても位置情報の精度が低下していたので、設定を外した経験がありました。
 一時的に近居でアパート暮らししていたのですが、今の家に戻ってから、何故だか、地図の履歴は、いつも前の住処であったアパートに行ってしまうのです。この設定を外したら、ピタッと誤表示は無くなったのですが。
 もう、アパートの履歴は関係は無いだろうと、半年位前だったか、改めて「位置情報の精度を改善」をオンにしてみました。設定する前と設定した後は、殆ど違いを感じられなかったのですが。

 先々週の土曜日に、改めて確認していたら、何だか、また誤表示が出始めていました。殆どは、自宅近くの1km程度の辺りを夜中とか未明に歩き回る様な誤記録がされていたのです。そこで、試しに、また「位置情報の精度を改善」をオフにしたらどうなるかを試してみました。すると、驚きの事実が分かってきました。
 まず、設定をオフした後に出てきた、驚きの事実をお見せしましょう。


 地図の上の方に青い線で表示されているのが、私が実際の移動した記録です。午後に近くの郵便局とスーパーに行った時の記録です。実際の移動は、単にそれだけでした。
 水色と赤色の線は、8:19に自宅を出て、東大久保町まで行って、9:29に自宅に戻ったと記録されています。直線で、3.5km程度の距離を1時間10分間で移動したとなっています。まあ、車で移動すれば、所要時間としては不思議ではないのですが。もちろん、そんな移動をした覚えはありません

 もっと酷いのは、緑色の線の移動です。23:10に自宅を出発して、37分後の23:47に自宅に戻ったという移動なのですが。移動した先は、私の家から直線で7km程離れた天神町です。まあ、夜中なので、車を飛ばすと、これも移動は可能かも知れませんが。驚きの現象だと思いませんか。

 そこで、この誤記録がどの程度のものかを調べてみました。設定をオフにする前の誤記録を2ヶ月程追いかけてみました。大体、5日間に1回の誤記録がされていました。
 12月16日に設定をオフにしたのですが、翌日から毎日誤記録が出ていました。その中でも顕著な誤記録が上記の画面なのです。
 以前は、『位置情報の精度を下げる「位置情報の精度を改善」の設定』と呼んでいたのですが。確かに精度は上がるようですね。それでも、5日間に1回は誤記録がされる程度なのですが。
 この状況は、ドコモから無料で貰ったGalaxy A41 (SC-41A)という機種の性能かも知れませんね。真剣に自分の所在履歴を残そうと思って、誤記録を修正しながら活用していたのですが。まあ、適当に付き合うしか無さそうですね。