スプリットペタルでグリーンカーテン | 稜山泊

スプリットペタルでグリーンカーテン

スプリットペタルの苗を頂いたので、グリーンカーテンにチャレンジ中。まだ、咲き始めたばかりですが、花びらの特徴から紹介します。


 まずは、一番スプリットペタルらしい花。全体としては八重咲き。普通の朝顔の様な花びらの部分は、切込みが入っているのが特徴です。名前の由来でもあります。「切れ込みが有る花びら」の英語となります。その後ろに縮れた花びらで八重となっています。


 もう少し全体として縮れた花です。スプリットペタルは、西洋朝顔という品種となり、よく見かける日本朝顔とは別の品種となります。ただ、学術的には、日本朝顔と同じサツマイモ属
 最初から書くと、キク類、ナス目、ヒルガオ科、サツマイモ属となります。ヒルガオはヒルガオ属なのですが、サツマイモ属には、サツマイモの他、アサガオ、ヨルガオなどが含まれます。


 前にも紹介しましたが、不完全なスプリットペタルです。いや、朝顔らしい花です。正面から見ると、まさに日本朝顔という顔をしています。Wikiで西洋朝顔をしらべると、少し様相が違います。西洋朝顔と呼ばれるものは、品種としてはソライロアサガオと出ていました。熱帯アメリカが原産なので、アメリカソライロアサガオとも呼ばれています。
 普通の日本朝顔の葉は三尖形に対し、ソライロアサガオはハート型というのですが、スプリットペタルもハート型なので、同じ品種だと分かります。しかし、wiki「ソライロアサガオ」には、スプリットペタルの特徴である、花びらの切れ込みとか八重は説明されていませんでした。


 壁に向かって咲いている花もありました。八重というよりは、小さな花が一つの萼から沢山咲いている様子が分かります。親の花びらの周りに子供が沢山という感じでしょうか。


 グリーカーテンの現状です。苗を植えて1ヶ月半が経ちました。残念ながら、地上から2m程度から始まる窓の遮光が目的でした。8本の苗をまずは、窓の上部の3mまで育てるのが一番。やっと、軒まで届いて、子蔓を増やし始めたところです。
 最初の子蔓を含めて、親蔓は9本の状況からです。子蔓が縦横に伸び始めています。これから暑い夏がやってきます。昨年との違いを楽しみたいと思います。
 流石に朝顔なのでしょうか。萎れた花びらも見えると思います。翌日には、萎れるという様な咲き方です。毎日、10個という程度の萎れた花びらが落ちてきます。落ちた花びらの掃除も大変ですが。まあ、楽しい日課です。