唾液検査によってむし歯のリスクが分かる!? | Wuxi-chanの雑記note "~なるようになるさ~(「無錫note」から変更)

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2018年1月に20数年勤めてきた会社を辞め、翌2月に無錫での生活へ。ここでの生活、自分専用のノートとして書き留めることにしました。

2020年1月末、春節で一時帰国から本帰国となる。
5月末に本帰国辞令。9月末に主人が帰国となる。2021年から日本で新生活をスタート。

 

 

 

イラスト:浅水シマさんによるイラストAC

 

 

3年ぶりに歯医者に行ってきた。

 

 

唾液検査(サリバテスト)をしてもらうことに。

唾液検査とは、唾液に含まれる成分や菌の数を調べることで、虫歯になりやすい口腔環境かどうかがわかる。

この検査は有料。

 

 

ライオンのホームページより拝借

 

 

※正確な検査結果を測定するために、検査当日は以下のことに気をつけてください。 検査前1時間は、飲食・喫煙・歯磨きをしないでください。 検査前12時間以内に、アルコールが含まれたマウスウォッシュ(洗口液)で口をゆすがないでください。
 

虫歯だけではなく、

  歯の健康

  • むし歯菌の多いか少ないか

むし歯菌数が多いと、歯に歯垢(プラーク)がつきやすくなると言われている。

  • 酸性度

唾液の酸性度が高いとむし歯になりやすい

  • 緩衝能

唾液には虫歯菌や食物由来の酸を中和する機能=『緩衝能』を持つことが知られており、これが弱いとむし歯になりやすい。

 

 

  歯ぐきの健康

  • 白血球

歯肉からの出血は、ブラッシング不足による歯肉の炎症や歯周病のサイン。白血球が多いときは、歯と歯ぐきの間に細菌やプラークが多い言える。

  • タンパク質

歯肉からの出血は、ブラッシング不足による歯肉の炎症や歯周病のサイン。唾液中にタンパク質が検出されることが知られている。タンパク質が多いときは白血球の時と同様に歯と歯ぐきの間に細菌やプラークが多い。

 

 

 口腔清潔度

  • アンモニア

口腔内細菌の代謝物として唾液中にアンモニアが検出される。

口腔内の細菌総数が多いと、唾液中のアンモニアが多くなると言われており、それが口臭の原因の1つとなる。

 

 

 

 

 

むし歯菌はほぼいないけど、歯周病のほうがヤバイ。

この検査を受けるとき、特に医院から何も言われなかったので、普通に歯磨きをして来院している。そのため検査結果に影響があるよう。

 

むし歯菌:1(平均37に対して少なめ)

 

酸性度:58(平均43に対して高め)

むし歯になりやすい

食べ物に含まれる糖質をエサにして酸をつくる。間食が多い場合、酸性にさらされている時間が長くなるため、むし歯になる危険性が増大する。

 

緩衝能:17(平均36に対して弱め)

むし歯になりやすい

食事をした後は口の中は酸性に傾く。またむし歯菌も食べかすなどをエサにして、酸を排出するのが特徴。そのままの状態では歯が溶けてなくなってしまう。唾液には酸を中和するにする力、つまり酸性を中性にする力(唾液の緩衝能)がある。中和させる力が弱いためむし歯になりやすい。

 

白血球:53(平均49に対して平均レベル)

歯と歯ぐきの間で細菌や異物が増加すると、体の防御作用により、唾液中の白血球が増加することが知られている。つまり白血球の数値を調べることで、口の中の炎症の度合いが分かる。

 

タンパク質:65(平均43に対してで多め)

歯周病により歯ぐきから出血しているときには、口の中のタンパク質の数値が高くなる。また、タンパク質は繁殖した細菌が作り出すことでも増加する。そのため、歯ぐきに炎症が生じ、歯周病がまさに進行している可能性がある。

 

アンモニア:18(平均53に対して少ない)口臭はない

口腔内の細菌数が多いと、アンモニアが発生しやすくなる。

当然、唾液中のアンモニアが多いということは口臭も強くなる。

 

 

 

 ここでむし歯について調べてみた。

 

ムシ歯ってどんな病気?

 

ムシ歯とは、ミュータンス菌などのムシ歯菌が出す酸によって、歯のカルシウムが溶かされ、歯が脆くなり、ついには穴が開いてしまう病気のこと。
これらの原因菌は、私達が普段何気なく食べている食事に含まれる糖質(砂糖・炭水化物)を栄養分として酸を作り出し、時間の経過とともにその酸により歯を溶かしていきます。
つまり虫歯ができるには、
(1)歯(虫歯になりやすい状態の歯)
(2)砂糖の入ったジュースや飴
(3)虫歯菌(酸を放出)
(4)時間(虫歯が進行する時間)
といった条件が必要になり、逆にこれら条件のどれ一つ欠けても虫歯にはなりません。

 

 

イラスト:あーやんさんによるイラストAC

 

 

 

わたしの歯は、むし歯になりやすい環境にあるようで、きちんと予防しなければならないとのこと。

 

 

歯科医院に行くと、歯の状況、歯周組織の状況を確認する。

衛生士さんが、プローブ(探針)で歯と歯茎の間に差し込んでいく。

イラスト:あーやんさんによるイラストAC

 

歯周ポケット検査をしたところ、奥歯3本の歯周ポケットの深さが3ミリ…軽度歯周炎

 

 

一度、下がってしまった歯ぐきは元に戻しことはできないので、これ以上、下がらないようきちんと予防しましょうと言われた。

 

イラスト:上田 ひろこさんによるイラストAC

 

 

ここでとどめておかないと、歯が抜けてしまう。また、歯周病が全身に及ぼす影響があり、糖尿病の治療をしても、なかなか血糖値が下がらない傾向で、糖尿病を悪化させる面があるよう。また低体重児出産や肺炎、高血圧、高脂血症、心臓血管疾患のリスクが高くなる。

 

 

新潟県歯科医師会のホームページより拝借

 

 

 

 

治療して1週間後、歯の状況と歯石除去(スケーリング)、歯面清掃をしてもらうことに。

機械を使って(たぶん超音波スケーラー)歯石除去(スケーリング)をしてもらったあとに、歯ブラシ、歯間ブラシの指導を受けた。

 

 

スケーラーをしてもらっているとき、あの独特な音と痛いのがイヤ。スケーリングは歯を削っていないんですよね。

 

実は、超音波スケーラーは水を出しながら歯石を取るので歯を削っているわけではないのです。なぜ、歯石取りの際に痛いと感じるのかというと…知覚過敏のある方は痛い、しみると感じることとがあるそう。

スケーリング自体は痛くないものだそうです。

 

 

 

歯科衛生士さんが丁寧、親切だったので安心してスケーリングが受けられた。でも自然と肩のチカラは入っていたので、ガッチガチに固まっていたわたし。

 

 

わたしは、歯ブラシ、歯間ブラシとデンタルフロスを使用。

奥歯の歯間が狭く歯間狭くフロスが通らないので、歯科衛生士さんから、歯間の根元に三角形の隙間から歯間ブラシをしてみるといいとアドバイスを頂いた。

 

 

歯間ブラシ

歯ブラシの毛先が届きにくい部分に出し入れし、汚れを掻き出します。

歯間の根元に三角形の隙間のある方、歯ぐきが後退気味の方、ブリッジをしている方に向いています

<適した箇所>
歯と歯の接触点から歯肉側ある隙間
ブリッジ(橋状の被せ物)の内、ポンティック(ダミーの歯)の下
歯肉が下がり露出した歯根

 

 

 

デンタルフロス

歯ブラシの毛先が届きにくい歯周ポケット内の汚れを糸で掻き出します。

糸のみの場合には、手から肘くらいの長さを、左右の指に巻き付けて使用することがお勧めです。

<適した箇所>
歯と歯の接触点から歯肉側
歯周ポケットの中
ブリッジ(橋状の被せ物)の内、ポンティック(ダミーの歯)の下

 

 

 

 

 

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再见!