こんにちは。

元乳児院保育士/チャイルドセラピスト
中村さやかです。


日曜日は母の日でしたね。
両家の母に、
今年は濱文様の手ぬぐい飾りを
贈りました。



色々なデザインがあって、
使うも良し
飾るも良しな
手ぬぐいが好きです。


我が家は、
チーム女子中心に(上2人が女の子)
台湾ネギパイ(葱抓餅ツォンツァピン)と
チーズケーキを作ってくれました。



これがネギパイ。家ではこんなにうまくいきませんが。。

台湾ネギパイ、とっても美味しいので
オススメです♪
(輸入食品店でも販売されているみたいですね)






   「ワガママってダメですか?」

下の子の出産後から、
ちょくちょく幼稚園や保育園で
保育補助のパートをして来ました。


それでかなりの頻度で出会う
困った行動があるんです。


それは
一斉に動いてほしい時
こちらが問いかけているけど


「わざと喋らない。動かない」
というストライキ。



次の予定があって時間が迫っていると
焦るし、もどかしいしで
結構心をえぐられます…


大人が焦れば焦るほど
動かしたいと思っているほど
余計に時間がかかるんですよね。



みなさんはこんな経験ないですか?



家族でさぁ出かけようと思って
決められた時間までに着かないといけないから
マッハで準備しているのに



いつまでも着替えない
明らかにブスっとしている
何が嫌か聞いても返事が返ってこない。



この状況が続くと
「おのれーー!いい加減にせんかい!!」
ってちゃぶ台ひっくり返したくなるのは
私だけでしょうか??




我が子だと
「はぁはぁ息切れする」くらいに
怒りが込み上げちゃうところですが




仕事だと理性で動くので
(先生が冷静でいられるのはそういう違いなんです)
そんな時は、




困った行動をしているお子さんの
背景を読み取るようにしています。




一見ワガママで大人を困らせる行動にも
理由があって、



「出産前後の状況」
「生まれ順」
「家族構成」
「家族の状況や環境」
によって作られる



そのお子さん独自の「世界観」が
元になっています。



世界観というと難しいですが
「考え方の癖、感じ方の癖」
のことを指します。



特別に構われたい

例えばですが、
3人きょうだいの末子に
生まれた女の子がいたとします。



小さくて、可愛らしくて
ちょっと勝気でおしゃまさん。



2歳上、4歳上に
兄がいる。
(お母さんは大変ですよね)



お兄ちゃんたちは
わんぱくで
かなり手がかかる。


女の子は
思い通りに行かない時
わかってほしいことがある時


大人を困らせるやり方で
表現するので
マンツーマンで関わらないと
いけません。


すごく忙しい時
一斉に動いてほしい時に限って
やるのです。



この女の子のような
家族の背景や兄弟構成を
思い浮かべた時



なぜ
大人を困らせるやり方をするのか?



なんだかわかるな
思いました。




きっと赤ちゃんの頃は、
蝶よ華よと扱ってもらえていた
と思います。


もしかしたら、生まれる前後に
何かトラブルがあったかな。


年齢の割に
しっかりもしているから


末子ちゃんで
周りの状況をよく見ていて



飲み込んだり、諦めた気持ちが
結構あったかも。
(兄弟姉妹に手のかかるお子さんがいると
気持ちを出すのを諦めることがあります)



だから
家族が落ち着いて来た頃に



大人を困らせるやり方で
次は私の番とばかりに
自分を表現し始めた。



こんなことが予測できました。


▶︎ワガママはダメじゃない



私がこの女の子の立場なら
やっぱり同じことをするなとも
思うんです。


女の子に生まれて、
親の愛やチヤホヤを
一身に受けるはずが


「私もいるんだけど!」
「何で他のきょうだいばっかり構うの?」
「私のことも見てよ!気にしてよ!」


もしそんな気持ちが心の中に
いっぱいあって
(実際は構ってもらっているんですが)



どうしたら、
自分と向き合ってくれるだろうと
考えたら…


お母さんを
怒らせても、イライラさせても
困らせるやり方をしちゃうだろうな。



子どもの世界観を理解すると
「ワガママはダメ」と


一方的に自分の思い込みを
押し付けるのではなく


一歩引いて様子を見られるように
なるんですよね。




▶︎「特別に構われたい」を嫌わない


家族が増えたり
集団で一斉に動かないといけない時など


1人だけ違う行動をされると
すごく困りますよね。


「わざと喋らない。動かない」って
実は



「傷ついていて、怒っている」
アピールなんです。



しかも、傷ついてしまうのは
他のきょうだいよりも


「関心注目、チヤホヤがもらえて当然」
という世界観を持っているからなんです。



お母さんや兄の言動が1ミリでも
この世界観からズレたら
簡単に怒りに変わります。



「私のことだけ見て」って
言えなくて



結果的に困らせる行動しか
自分を表現する方法が
思いつかなくて



その表現を無視されたり
怒られる形で返されると
やっぱり傷つきますよね。


だって
本当は困らせたいのではなくて
ワガママしたいんじゃなくて


「私を特別に構ってほしい」
「わかってほしい」


だけなんですから。



それがわかってからは
お子さんの心に安心を
広げるために



言えない気持ちを代弁したり
寄り添ったりして



「特別に構ってほしい」を
認めるようにしていきました。



でも以前は
「特別に構って」が
エスカレートする気がして
抵抗があったんです。



でも
満足できないと
いつまでもいつまでも
執着して



その子自身を苦しめてしまうのだなぁと
心の仕組みを学んで
わかっていきました。



「特別に構われたい」
もあっていいんです。
その気持ちを嫌わないでほしい。





だってそう思っているんですから。
思っていることには
良いも悪いもないんですね。




▶︎1人ひとりに短い時間でも集中する

家族が増えると
お母さんは生活を回すのに精一杯です。



本当に大変ですよね…
1人ひとりにあれこれ要求されても
こなせないし
把握できないし


早く自立してくれって
正直思ってしまいませんか?



だけど、子どもはみんな
お母さんが大好きで
「自分だけ」見てほしいんです。



子どもにとっては、
「構ってもらえること」で
愛されていることを実感するんですね。




短い時間でもいいから
「自分との時間を大切にして
くれている」


そう思える時間が一日の中で
例え3分でもあれば


子どもの心は満たされて
困った行動は次第に
しなくて済むようになります。


やる必要がなくなるから。


そうすると本来のお子さんの姿が
表に出てくるようになります。


子どもの素直な姿って
生意気でも、わからんちんでも
見ていて可愛いですよね。
幸せな気持ちが心に広がっていきます。


こういう親子の時間は
楽しいし子育てして良かったと
感じられますね。


お母さん次第でいくらでも
得られるんですよ。




お子さんが
困った行動をしている時


そのお子さんの
生まれた順番
性別
周りの環境や状況
を見ていくと


その行動の奥にある
言葉にならない
「気持ち」に
辿り着きます。


そして辿り着くには
お母さんの心が満たされていること
まずは先なんですね。



お母さん自身の心に
寄り添ってあげていますか?


「今どんな気持ちでいますか?」


「本当はどうしたいですか?」



お母さんご自身を
他の誰よりも「特別に構って」
満たしてあげてくださいね。


お読みいただきありがとうございます。


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