用意するもの | 乳がん闘病記

乳がん闘病記

2023年12月、乳がんと診断されました。
備忘録を兼ねて、治療の経緯や治療する中で思ったことなど書き記そうと思います。

(ご注意:手術後の傷のことなどに触れています)

 

数日間入院するので、入院案内に書いてあるものは一通りそろえるとして、ここでは乳がんの手術にあたり用意してきてください、と言われたものを書きます。

 

まずはブラジャー。

病院側からは、メディキュアというブラジャーがよいと言われました。

 

もし用意できなかったら売店にあるので買っておいてください、とも言われましたが、これ、一枚3500円するんですね。

手術の後これをずっとつけます。

なので、手術の時は1枚でいいですが、毎日つけるとなると替えが必要になってきます。

最低3枚は欲しいところ。

1万越える笑い泣き

けっこう痛い出費になると思いますので、もっとリーズナブルなものでいいという場合は「乳がん ブラジャー」などで検索して探すのもいいかもしれません。

しかし、お安いものを購入する時は以下の点にご注意を。

 

・必ず前開き

手術後、しょっちゅう傷口を点検されます。

特に術後すぐは丸一日動けませんので、頭からかぶるタイプや後ろ開きのものは絶対NGです。

 

・縫い目が傷口に当たらないもの

手術後の傷口は思っているより広範囲です。

脇の下まで及んでいるので、手術後用のものを買った方がいいです。

普通のブラジャーだと縫い目が傷口にあたって痛いと思います。

 

私は手術後用のもので前がホックになっているものを買いましたが、ホックがけっこう固く、先生や看護師さんがまあまあ力を入れて外していたので、勢い余った手が傷口に当たらないかヒヤヒヤものでした。

そういう点ではメディキュアのようなマジックテープタイプがいいかもしれません。

なのでメディキュアはいいお値段ですが、よく考えられたブラジャーだと思いました。

まあ、お財布と相談ですね。

 

薄手のタオルも1、2枚用意するよう言われました。

これは傷口を守るために、手術が終わって麻酔から覚めると上記のブラと体の間に挟んでありました。

フェイスタオルだと薄手のものじゃないと大きすぎちゃうかな、と思いましたが、ふかふかのハンドタオルでもよかったかなと思いました。

これもしばらくは挟んだままだったので、替えが必要です。

 

以下はおそらく売店で買った方がいいもの。

紙おむつです。

手術が終わってから丸一日つけます。

全身麻酔から覚めた後は、その日は一日動けません。トイレへ行くために立てません。

でも次の日からは動いていいので、通常は一枚で大丈夫です。

なので大人用おむつをパックで買う必要はないので病院の売店で買った方が安く済むでしょう。

(この辺のことは病院によって違うと思うので、病院の指示に従いましょう)

 

あ、「じゃあ紙おむつに用を足すの?」とお思いかもしれませんが、小の方は管がつけられているのでそこへ出ていきますし、麻酔をすると腸の動きも止まってしまい、麻酔をしなくなるとゆっくり動き出すらしいので、まずうんちが出ることはありません。

それよりもまずガス(おなら)が出るかどうかが大事みたいで看護師さんからしょっちゅう

「おなら出ました?」

と聞かれました。

おならが出ると、また腸が動き出しているな、というサインらしいです。