また間が空きました。
というのも、入院して手術を受けてきたからです。
これからしばらく、病院でのことを書いていこうと思います。
手術日の前日入院しました。
入院手続きをおこなうのは朝の10時。
旦那に荷物を持ってもらって2人で病院へ行きました。
病室のあるフロアに行くと、すでに2組夫婦がいました。
しばらーく待たされましたが、その2組の夫婦で待合スペースのソファーはいっぱいです。
うーん、入院する奥さんが座っているのはわかるけど、旦那さん、立って待ってほしいな。
2組とも若かったし。
私、座るところがありませんでした。
やっと病室へ案内されることになりましたが、付き添いが病室に入れるのは14時からとかで、旦那は待合のソファーで待つことになり、私は一人で荷物を持って病室へ行きました。
結局そのまま旦那は特にやることもないので帰ってもらいました。
荷物を置いて早々、センチネルリンパ節生検用の薬を乳がんのあるすぐそばに注射されました。
「最初ちょっと痛いんですけど、痛み止めも一緒に入れてるんでだんだん痛くなくなりますよー。」
と言われて注射されましたが、最初チクっとしただけで全然痛くありませんでした。
しばらく後で先生が明日の手術について説明に来られたとき
「まだお胸がジンジンしてるかもしれませんけど」
と言われましたが、全く何にもありませんでした。
調べてご存知の方がほとんどだと思いますが、ここで手術の流れを。
乳がんができて、それがリンパに乗って全身へ転移していくわけですが、転移するとすればまずセンチネルリンパ節というところに最初に転移するそうです。
なので手術中にこのセンチネルリンパ節をとりだして、ここに転移があるかどうか調べます。
転移がなければまだ全身へ向けての転移が始まってないということで、リンパ節をとるのはこれでおしまいです。
が、ここに転移が見つかると、残っているわきのリンパ節もとらないといけなくなります。
リンパ節をとるととらないとでは、術後(死ぬまで)の生活がガラリと変わります。
リンパ節をとると、リンパの流れが悪くなるのでリンパ浮腫になりやすくなります。
重い物を持たない、指先は怪我しないようにずっと気を付ける、さらには腕を蚊にさされないように気を付ける等、
生涯気を付けるって、そんなんハッキリ言って無理!
な条件でした。
なので、検査ではリンパへの転移はなさそうという結果が出ていたものの、本当に転移がないかは手術しないとわからないのでこの一点がものすごく気になっていました。
注射をしたとき、間違えないように右手の甲に油性ペンで〇をつけられました(がんがあるのは右胸)。
15時ごろにシャワーを浴びました。
本来は患者が自分でシャワーを予約するのですが、朝7時から予約が可能なのでもう私が入院した時には枠が埋まっちゃうことと、手術日入れて3日はシャワーを浴びれないので病院側で予約を入れてくれてました。
今日で半世紀お付き合いしてきた右胸ともさようならです。
今までありがとう、と、ごめんね、切り離すことになってしまって、と感謝とお詫びをしました。
シャワーを浴びてから、主治医の先生のところに行くように言われて行くと、胸にいっぱい落書きされました(言い方)。
あまりよく見ていませんが、こんな感じです。
後、脇の下にも点々がいっぱい書いてあったと思います。
なんだこりゃー。
他にも合間合間に麻酔科の先生が来て、手術のときは全身麻酔をするのでその説明やらアレルギーのことなどを聞かれたり、リハビリの先生が来て手術後のリハビリの話をしたりしました。
翌日の手術は9時からで、この日は晩ごはんまで普通に食べましたが翌日は朝6時以降水を飲むのもダメだとのことでした。
朝起きた時に6時を過ぎてて喉が渇いてても口をゆすぐだけにして、決して飲み込まないようにと言われました。
手術中に万が一戻したらいけないからということらしいです。