化学療法6回目 | 乳がん闘病記

乳がん闘病記

2023年12月、乳がんと診断されました。
備忘録を兼ねて、治療の経緯や治療する中で思ったことなど書き記そうと思います。

また間が空きました。

パクリタキセルの副作用がなんとかなくなったかな?と思ったのは、次またパクリタキセルを入れる当日でした。

 

股関節と内股の辺りが痛くなるのはけっこう辛いです。

なかなか違和感が抜けないですし、ゆっくりしか歩けません。

そしてなんだか自分でも気づかないうちにかなり体力を使っているのか、ちょっと買い物に行って帰ってくるだけでけっこう疲れます。

前半戦のECのときは吐き気や食欲減退さえなくなればけっこういつもどおりの生活が送れてたのに、今回はそうはいかないのでこれまたストレスがたまります。

 

パクリタキセルを入れる→二日後ぐらいから股関節が痛くて動けないし、1時間座っているのもしんどいぐらいなので横になるしかない→でも食欲はあるし、元気なので横になるのもこれまた退屈→一週間後ぐらいにやっと普通に家事ができるぐらいには回復するけど、ものすごく疲れやすい→どうにか元に戻ってきたかなという日にまた抗がん剤投入

といったサイクル。

 

てなわけで、3/28に2回目のパクリタキセルを入れました。

当日、診察で先生に1回目の副作用について問診票に書いて説明すると、

「パクリタキセルの副作用全部出ちゃってる。」

と苦笑されました。

特にどうやらまぶたが腫れるのは本当に珍しかったようで、なんならこの病院で作用が出たのが私が初めてなんじゃ?というぐらい、副作用について説明した看護師さん全員に

「あー!聞いてます、聞いてます!」

と言われました。

 

(でも、膀胱炎になりかけ?みたいな症状についてだけ、「これだけわからん。」と言われ、2回目の後は特にそういう症状は出なかったので、本当に単純にちょっと膀胱炎になりかけてただけなのかもしれません)

 

そして今回は疼痛に効く、かも、というタリージェというお薬を処方してもらいました。

が、先生は「でもこれ飲んだからと言って、《先生、あれ飲んだから全然痛くなかったです》とまではならないと思う。もしかしたら効かないかも。」と言いました。

「じゃあ飲まない方がいいですか?」と聞くと、

「いや、試してみる価値はあるよ。疼痛用のお薬なんだから。」

と先生が言ったので、試してみることにしました。

先生は「今日、(抗がん剤入れても)大丈夫?」と聞いてくれましたが、まあ、あまりだいじょばないですけど入れないとしょうがないんでね。

 

今回はトイレに行く時突然立ち上がらないようにして、ゆっくりトイレに行くよう気をつけました。

そのおかげか、今回は吐き気もなく、普通に終わり、うちに帰ることができました。

 

今回の副作用も基本的には一回目と変わることはありませんでした。

ただ、まぶたの腫れはちょっぴりましでした。

それと、今回助かったのは、手の荒れがほとんどなかったことです。

やっぱり前回はECの副作用で残っていた手の日焼け化(?)がさらに炎症を起こした、のかな?

手の荒れについては、ステロイド剤は処方してもらえず、前にもらったヘパリン軟膏を塗っておいてくれ、と言われ、遂にはまた手が荒れたら皮膚科に行ってくれ、と言われていたので、これは助かりました。

 

まあ、なので、きつい副作用は股関節~内またの痛みぐらいでしたが、なんといっても動けなくなるのがしんどいです。

そしてタリージェは残念ながら全く効きませんでした笑い泣き